友人や恋人の食事信条の類似性。
Dietary similarities among friends and lovers: vegetarianism, omnivorism, and personal relationships
https://doi.org/10.1080/00224545.2020.1867042
内容
この研究では、アメリカとポーランドで行われた一連の研究により、菜食主義が個人的な関係を形成するための基盤となりうることが明らかになりました。
さらに、類似性誘発効果に関する研究と一致して、ベジタリアンはオムニボアよりも友人や恋人がベジタリアンである可能性が高いことがわかりました。
研究1によると、菜食主義者は雑食主義者よりも食事が自分のアイデンティティの重要な部分を占めていると報告しています。研究2、3、4では、ベジタリアンは、ベジタリアンの友人がいる確率が、オムニボアの3〜6倍であることがわかりました。
また、研究4では、ベジタリアンはオムニボアに比べて、恋愛相手がベジタリアンである確率が12倍高いことがわかりました。
これらの結果から、ベジタリアンや雑食の食生活は、個人の恋愛相手の選択に重要な影響を与えることが示唆されました。