医療従事者KeiSが実践するダイエット
ダイエットは様々な方法が言われており、どの方法も魔法のよりに、みるみる、楽に、絶対に、といった言葉を付け加えられ痩せることが謳われています。大抵の方法は継続しないといけない前提ですが、利用するための料金が高かったり、継続するために通い続けたりと何らかのコストを支払わなければなりません。
そして、多くの人が挫折し、もっと楽に画期的な方法がある、と信じるのかは知りませんが毎年毎年この手の話は湧いて出てきます。
そこで、基本に立ち返って○○法という名前はないですが、普段からどれぐらい「食べ過ぎなのか?」を自覚して食べ過ぎることを止めることで、瘦身への一歩を踏み出した医療従事者KeiSの体験談を書きだします。
※「体験談」というものは、エビデンスの質として最も低いものであるため、体験談は信じなくともよいですが、実践した方法は基本的なものなので、それを否定する理由はないと考えられます。
1日に食するものの目安
農林水産省HPより引用
この図は1日の摂取する食事の目安を「簡単に」記しているもので、詳細はこれだとわかりませんが、細かい話が苦手な人は、この程度の認識でも構いません。
しかし、今回お伝えしたいのはこの程度の情報だと不足しています。
厚生労働省に、日本人の食事摂取基準という指標がありましたので、細かい情報はそこから入手してください。
実際に食べていた量
今回この記事を書く前から食生活を見直し、注目したのは「炭水化物」の摂取量でした、上述のリンクでもあるように、目安とされているのは50~65%/1日の総カロリーといった数値であるため、年齢や性別によって目安となる1日摂取カロリーが異なるので、大雑把に1,000kcal分ぐらいが1日の炭水化物による摂取カロリー目安と考えてよいようです。
では、半年前の食生活から1日の炭水化物摂取カロリーを計算してみました。
・トースト(6枚切り)×2 55.8g,430kcal
・菓子パン×3 149.1g,1,098kcal
・ご飯 66.8g,302kcal
・ハヤシライス(ルーのみ)30.4g,378kcal
・炭酸飲料×2 128g,510kcal
となりました。炭水化物だけで430gですから、目安とされるのは320gほどだそうなので、かなりオーバーしていることがわかります。カロリーは2,718kcalだったので、運動量などによっては問題はないのですが、明らかに食べ過ぎなのが分かって頂けたかと思います。
そこで、食生活を一変させた例を挙げます。
・冷奴 2.4g,68kcal
・バナナ×3 60.9g,231kcal
・豚しゃぶ0.75人前 2.2g,171kcal
・肉野菜炒め0.75人前 6.3g,170kcal
・パイナップル1/8 18.8g73kcal
となりました。
現在の炭水化物摂取は1日90.6gで、708kcalの摂取となっていますが、少ないな!と思います。
やってみて変わったこと
大前提として、炭水化物は糖質と食物繊維を含むものですが、糖質制限ダイエットとか抜かしているものが世の中にはありますが、厳密には糖質を限りなく取らないようにしているだけで、完全に断つことは出来るわけがありません。
ということを踏まえて、やってみて1週間で感じることは、「食べ過ぎていた!」ということです。今までは少し食べるとすぐにおなかが空いたりしていましたが、この方法になってからは空腹感を感じることが少なくなってきました。寧ろ食べなさ過ぎているので、気を付けてはいるのですが、下半身や顔の浮腫みやウエスト周りもすっきりとして感想です。
どれだけ炭水化物摂り過ぎていたのかわかるぐらい睡眠の質も変わってきているので、ダイエットに興味がある人は一度自分の食べているものを書き出して絶望してみてください。
元々外食をしないようにしているので、これに外食していればもっと酷い結果になっていると思います。
基本的に「甘い」と感じるものをどれぐらい食べなくするか、果物を代わりに食べるようにするといったことをすれば確実に減ります。
この方法自体にはエビデンスがありませんが、指標自体にエビデンスはあるので、それに従って見直すだけで痩せることが可能となるかもしれませんので、一度ノートやアプリに数値を出してみることから始めてみましょう。