KeiS a medical professional

This is a blog about the scientific basis of medicine. A judo therapist reads research papers for study and writes about them.

sponsorlink

性格で選んでみる「キャリア」選択

Sunday, April 25, 2021

雑学


 

キャリアと性格

過去と違い職業選択は永久的なものではなくなっていますが、実際に働いてみて向いているのかどうかを悩む人もいます。選択に悩む人は性格を起点にキャリアを選択してみることも1つなのかもしれません。

性格タイプ

ホランドの理論により、6つの性格タイプと職業選択が、その人の今後の人生に良い影響が起きることが提唱されています。

・現実的な性格の人は、

ツールを扱うことを好み、明確で秩序的、組織的な操作を伴う活動を好みます。
手先が器用であり、組立、修理に関わる職業が好ましい面もあります。

手作業、機械作業、農作業、電気関係、技術関係の仕事に向いています。

・研究的な性格の人は、

数学、物理学、生物学に興味関心があり、それに関する能力を伸ばし好奇心旺盛な人です。
学究肌かつ自立的であり、独立志向が強くあります。事象の観察、言語的記述、定型的研究、創造的研究などの活動を好むため、科学や医学などの分野の職業を好む傾向にあります。

・芸術的な性格の人は、

創造的で慣習にとらわれず、繊細で感受性が強く、独創的で発想が豊かで自由な人です。創造的な才能を活かせる職業を好み、言語、音楽、美術、演劇などに関係する能力を有している。

・社会的な性格の人は、

社会的活動に熱心で、対人関係を大切にし友好的であり、人を教育する、人を援助する、伝えることなどに関係する活動を好みます。コミュニケーションスキルに優れ、教育関係の仕事、カウンセリング、看護、保育などの職業を好む傾向にあります。

・企業的な性格の人は、

リーダーシップをとり人を導いたり、組織目標を達成したり、経済的利益を目的とした活動を好みます。リーダーシップ、説得力など人と仕事をする場合に必要とされるスキルを伸ばし、人の管理、物販、営業なのに関係する職業を好む傾向にあります。

また、外向的で精力的、目標達成に向けて野心的でもあります。

・慣習的な性格の人は、

データを始めとする情報を具体的・秩序的・体系的にまとめ、整理する活動を好みます。
データ処理・管理、ファイリング、情報処理機器の操作などを行う仕事を好む傾向にあり、責任感があり、緻密で信頼できるタイプ。


選択の仕方

それぞれのタイプに1つだけ該当するということはありません。

これらの特性は、相性?の良し悪しもあることが説明されているため、自分の嗜好と職業選択をミスってしまう理由は相性?の問題かもしれないということです。

例えば、研究的タイプと芸術タイプは類似性が高いが、研究的タイプと企業的タイプは類似性が低いことから、研究的タイプの特性が高いのにリーダーシップをとるような職を選択しているというような。


まとめ

自分で選択する「職業」なので、失敗した・・・という時は職ではなく、自分の選択に反省し改善した方が良いのかもしれません。よく「何がしたいのか?」ということを重要視して職業選択をする人が多く見受けられますが、結果的に夢半ばに諦める人が殆どかと思われます。

本当は芸術系の仕事をしたいが、芸術の仕事の篩いに残らなかったので、企業に入り営業職をするなど。

今は、自分でキャリアを作り出す人も出てきている状況ですが、1から作るよりは既存のものを上手く組み合わせることにより、思わぬ貢献が出来る職業というものもあるようです。そういった選択をする時に、「性格」に注目してみても方向性は示せるのかもしれません。

が、数ある理論の1つなので、判断基準の1つにするぐらいで飲み込んでください。

QooQ