In girls with excess total body fat, puberty looks different, both in terms of both reproductive hormones and breast maturation. A team led by NIEHS researchers, with collaborators from the National Cancer Institute and U.S. Centers for Disease Control and Prevention, published these findings Feb. 25 in the Endocrine Society’s Journal of Clinical Endocrinology and Metabolism.
肥満の女の子と思春期の開始とホルモンバランスの乱れ
以前の研究によれば、肥満の女の子は通常の体重の女の子よりも早く最初の月経を経験すると報告されています。これは、思春期中～後期に、総体脂肪が多い女の子は卵胞刺激ホルモン（FSH）、インヒビンB、テストステロンなどの男性様ホルモンを含むいくつかの生殖ホルモンのレベルが高いことが示されています。
総体脂肪量が多く、テストステロンレベルが高い状態であると、生理不順、にきび、過剰な体毛に関連していますが、体脂肪の量と卵巣、子宮の成熟との間に関連性を発見しませんでした。
研究者は二重エネルギーX線吸収測定法、DXAスキャンを使用した総体脂肪計算、タナー段階による思春期の追跡、乳房と骨盤の超音波、血液サンプル中のホルモンレベルの測定、初潮時の各女の子の年齢などの記録を調査分析し、すべてのデータを分析後、研究者らは体脂肪が少ない女の子と比較して、総体脂肪が高い女の子にいくつかの違いがあることを発見しました。
・成熟した乳房の発達が遅い。
・初潮が早い。
・特定の生殖ホルモンのレベルが高い。
研究者は、これらのマーカーによる特徴を基に、今後の研究を続けることを述べています。
Citation: Ortega MT, McGrath JA, Carlson L, Flores Poccia V, Larson G, Douglas C, Sun BZ, Zhao S, Beery B, Vesper HW, Duke L, Botelho JC, Filie AC, Shaw ND. 2021. Longitudinal investigation of pubertal milestones and hormones as a function of body fat in girls. J Clin Endocrinol Metab; doi:10.1210/clinem/dgab092 [Online 25 February 2021].
