今回は行動力について
皆さんは欠損している情報や追求したことがある時どうしますか?
殆どの人は、そこまでしか情報がない、ということで諦めてしまうのではないでしょうか?
紹介する研究の方法を取れば、行動に移すことが出来る具体的な方法が知ることが出来ます。
研究では、欠損している情報に限ったことですが、世の中の様々なことに転用できる方法だと思われます。
研究の内容
6件の研究が選択基準を満たしており、2件は無作為化試験、4件は欠損データを取得するための異なる方法を評価した観察比較試験でした。
欠損データを取得する方法
5件の研究、2件の無作為化研究および3件の観察比較研究は、欠けているデータ(すなわち、元の研究者には利用可能だが公表された研究では報告されていないデータ)を得る方法を評価していました。
2件の研究では、電子メールによる研究の著者とのやり取りの結果、試行回数が最も少なく回答時間が最も短いという回答率が最も高いことがわかりました。
不足している情報に対する1回の要求(電子メールまたは郵便による)と多段階アプローチ(事前通知、不足している情報の要求、および積極的なフォローアップ)の効果の違いは、回答率および情報の完全性にとって重要ではありません。
方法の明確化の要求(ある研究)は、欠測データの要求よりも大きな反応をもたらしました。
著名な署名者は、著者が未発表情報の要求に応答する可能性に大きな影響を与えませんでした(1つの研究)。
ある研究では、欠けているデータを入手しようとした試みの数を評価し、要求された項目の数が応答の確率に影響を及ぼさないことがわかりました。
さらに、同じ方法を使用して複数回試行しても、反応の可能性は高まりませんでした。
未発表の研究を入手する方法
1件の観察比較研究で、未発表の研究を入手する方法(すなわち、未発表の研究のデータ)が評価されました。
未発表の研究を前もって特定してから、製薬業界にさらに詳細な詳細を提供するよう依頼することは、非特定の要求を送信するよりも有益であることが証明されました。
未発表のデータを取得する方法。系統的レビューのコクランデータベース2011年、第11号。番号:MR000027。DOI:10.1002 / 14651858.MR000027.pub2。
結論は、
Eメールを活用することが最も適切だったということでした。
研究では未発表と欠損データの両方に対して行われていましたので、この方法は情報を発信したい!という気持ちのある人に対しては有効なのかと思います。
まとめ
気になったことは問い合わせる、という行動に移すことが重要ということがわかる研究結果となりました。
多くの人は、問い合わせるのは失礼だから、常識がない、と言って行動に移さないのかもしれませんが、問い合わせてみないとわからないということも考えてみてください。
私も数件やってみたことがありますが、案外応えてくれるので気になる時は問い合わせてみても良いと思われます。
仮に失礼な対応をされることがあれば、その問い合わせ先はその程度なものである、という認識で良いと思われます。