KeiS a medical professional

This is a blog about the scientific basis of medicine. A judo therapist reads research papers for study and writes about them.

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英語学習のフォニックストレーニングによるメリットとデメリットについて

Monday, March 22, 2021

勉強方法

 

今回は英語の学習について

皆さんは英語を喋れますか?

私はヴォーカルをやっていた経験で、英詞で歌うことをやっていたので英語は道を尋ねる程度なら喋れますが、発音に関しては自信がありません。

何言っているのかわからない、と言われてこともあります。

そんな発音に対する学習法で、良いものとして紹介されていた研究を紹介します。

研究の内容

この研究は、923人の参加者を含む14の研究が含まれレビューされているものです。

対象はオーストラリア、カナダ、イギリス、そしてアメリカで行われたものとなっていました。

含まれた14の研究のうちの6つは政府機関によって資金を供給され、1つは大学の助成金によって資金を供給されています。
残りは慈善団体や信託によって賄われていました。


各研究で、
・フォニックストレーニング単独
・または他の1つの読書関連スキルと組み合わせる
・トレーニングなし(つまり通常の方法)
・代替トレーニング(たとえば数学)
のいずれかを比較した介入となっていました。

参加者は、英語が話せる子供または青少年で、社会経済的な状況が中小、または標準偏差の1つが標準的な理由なしに年齢または学年に期待されるレベルを下回っていました。

フォニックスのトレーニングは、強度(週4時間まで)、期間(7ヶ月まで)の間で研究間で異なり、訓練グループの規模(個人と小グループ)、そして配達(人間とコンピュータ)と評価されています。

フォニックストレーニングが7つの主要な結果(混在/普通の単語の読みの正確さ、不規則な単語の読みの正確さ、混在/正規の単語の読みの流暢性、非単語の読みの流暢さ、読みの理解、スペル)に及ぼす影響を測定しました。

我々は全ての研究がほとんどのリスク基準に対してバイアスのリスクが低いと判断し、そしてGRADEアプローチを用いて証拠の質を評価した。

結論として、

フォニックストレーニングによって、文字と音声の規則に従った実際の単語と小説の単語を読むことに対する読者の正確性が低下する可能性があるという低品質の証拠がありました。


そして、これらの規則に従わなかった単語を読むことに対するそれらの正確さもこのように。(SMD 0.67、95%CI 0.26から1.07; 10の研究、682人の参加者)

フォニックストレーニングによって、英語を話す貧しい読者の文字読みの規則に従った単語の読みやすさが向上した。(SMD 0.45、95%CI 0.19〜0.72、4件の研究、224人の参加者)

単語以外の単語の適度な品質の証拠がありました読解力はこのように。
(SMD 0.39、95%CI 0.10〜0.68、3件の研究、188人の参加者)

これらの規則に従わなかった単語の読みの正確さはこのように。
(SMD 0.84、95%CI 0.30〜1.39、4件の研究、294人の参加者)

結果として、

フォニックストレーニングは、
・リテラシー関連のスキル
・特に単語と非単語の流暢さを読むこと
・不規則な単語を読むことの正確さ

これらを向上させるのに効果的であると思われます。

・単語や単語以外の読みの正確さ
・読みの理解力
・つづり
・文字の正しい知識
・音韻論的出力
といった結果の精度を向上させるためには、さらなる研究が必要となっています。

英語を話す貧しい読者のフォニックストレーニングが、トレーニングの種類、強度、期間、グループサイズ、または管理者などの要因によって調整されているかどうかを判断するには、さらに多くのデータが必要です。


McArthur G、Sheehan Y、Badcock NA、Francis DA、Wang HC、Kohnen S、Banales E、Anandakumar T、Marinus E、キャッスルズA。英語を話す貧しい読者のためのフォニックストレーニング。系統的レビューのコクランデータベース2018年、第11号。番号:CD009115。DOI:10.1002 / 14651858.CD009115.pub3。

まとめ

フォニックストレーニングでは、アルファベットの綴りを1つずつ既存の発音とは変え

例 a (エイ)  → (ア)

1つずつ覚えていき、結果的には発音が伝わりやすいものになるというステップを行っていくようです。


このトレーニングによれば、英語の記述や読解力、流暢さといった発音とは異なった点で有用であることが示唆されていました。


この方法だけでは不十分な部分はありますが、学習方法として否定されるものでもないのかと思われます。


私のように、耳でコピーし喋る、という方法も流行っていましたが、口の形などを理解していないと自身の知識だけでは正しい発音に辿り着けなかったりもします。

そんな発音の難しさも感じながら、果たして完璧に発音する必要があるのだろうか?という疑問もあります。

日本人でさえも、正しい日本語の発音が出来ていなかったりしますし・・・

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