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自分を変えたい?自己評価の心理学

Sunday, February 28, 2021

心理学



 今回は自己評価の改善方法について

「自己評価」が低すぎたり、高いが脆いとなってくると、精神病でもある鬱病を患う可能性がある、ということはご存じでしょうか?

自己評価が低すぎるが故に、自分自身の精神的な健康を害することもあれば、他人との関係を悪化させることもあります。

その自己評価を改善する方法があるのか?という話を解説していきます。


はじめに

自己評価が歪んでいるが故に、人生を流されて生きていることが多いと考えられます。

周りの状況や他人からの影響、自分自身に対する誤った認識といったことから、本当の自分探しを困難にしていることが多くあります。

自分について考える、ということは、良い自己評価を持つための出発点とも言えます。

幸せになりたい、自分について考える、といったことが大切にはなってきますが、これらを過度に考え過ぎてもいいことはありません。

では、自己評価を改善するために必要な項目を述べていきます。


過去の問題を忘れる

自己評価は過去の出来事と大きく関係しており、

・幼いころに両親がどれだけ愛情を注いでくれたのか?
・どれだけ励ましてくれたのか?
・勇気づけてくれたのか?
・評価してくれたか?

といったことが影響しております。

しかし、現在の自己評価は"すべて"が過去の出来事によって作られたわけではないことも理解するべきである。

過去の出来事だけで、自分の評価が決定するのであれば、現在行っていることの意味とは?ということになってしまうからである。

つまりは、過去の出来事だけでなく、現在の問題も自己評価に影響していることを知るべきである。


あくまでも過去は過去で、今の行動で何か変わるわけではないので、自分の現在の生き方を変えることに力を注いだ方が良い。


とにかく実践

自己評価の変え方を述べた本や理論などは、世の中に多く出回っているが、見ただけでは何も変わりません。

自己評価の改善を望むのであれば、何らかの実践をし続けなければなりません。

変化というものは、"よく考えながら実践した時"に訪れるものであるため、今までのやり方を踏襲して、新しいことをしようとしない、という負の行動を改める必要もある。


突然変化しない

運動をしていて、急にプロの競技者になることはありますか?

多くの何かを成しえた人たちは、毎日の小さな実践を積み重ねることから始めています。

突然に変化が起きたりするのは、二次創作の幻想でしかないことを理解するべきです。


変化を起こすために、

・何故自分はそう考えるのか?
・どうしてその行動をするのか?

といった過去との関わりを考え、自分を見つめ直し、理解した上で少しずつ脱却して、新しい生き方を身に着ける方法を実践していきます。


変化は難しくない

変化を起こし、身に着けるためには努力が必須であります。

しかし、難しいということはなく、改善するための行動も単純なものです。


こう聞くと、何か1つだけのアドバイスで変わりそうに思う人もいるかもしれません。

が、変化するための手法は多種にわたるため、それらの行動を続けていくだけといった答えしかないため、そんな奇跡的な方法を望んでいる考え方を改めた方が良いかもしれません。


変化は必ずやってきますので、目に見えた時点ではっきりと変わっていることに気づいてください。



実践してみて

著者の実体験になります。

・勉強が出来ない
・身体の柔軟性がない

そういったことを変えたくて、何故勉強が出来なくなったのか?何故身体が硬くなったのか?ということを考えてみました。


・勉強から逃げていた
・いつも同じ姿勢でじっとしていた

といったことがわかったので、


・1日に1冊以上は本を読んで、知らなかったことを1つでも覚えていく
・同じ姿勢でいる時間を15分までと決めた

ということをやり始めました。


そんなことを始めていたら、

・疑問に思ったことは、人に説明が出来るまで調べる
・隙間時間があれば柔軟運動をする

ということに行動が変容し、


・知識を活かした仕事
・広い関節可動域

を手にすることが出来ました。



まとめ

コロナ禍により、自己評価を見つめ直す機会が増えた影響か「自己啓発」が流行っているようにも見えますが、結局はやらないと何の意味もありません。

気づきの機会が増えることは前向きなのですが、気づいてから自己否定すると後ろ向きな考えしか生まれません。

都合の良い○○をしたらいい、ということは書いていませんが、自分にとって何の変化を求めるのかは人次第。

ということは人によって、取るべき行動を違ってきます。

今回の話をきっかけに実践してみてください。

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