今回は肥満と偏見やコンプレックスの相関性を心理学で分析してみたということについて
タイトルを見て、え?そうじゃないの?
と思われるかと。
肥満状態はコンプレックスの原因になるのでは?と至極当然な思考になるのかと思います。私もそう思います。
それだけではなく、生まれつきなコンプレックス、偏見などを持っていると肥満になるのでは?ということを軍人に対して調査した心理学の研究がありました。
研究内容
BMIが25以上の軍人100名を対象に。
体脂肪や既往歴なども調査内容に含めていた。
(BMI平均29.5 体脂肪率30.6%、腰痛、高血圧、高コレステロール血症数名)
体重による偏見をリッカートスケールにてアンケート
結論
調査結果から軍隊特有の叱咤(体重に関係する内容)による偏見を感じてはいるが、
潜在的な偏見を抱えているということは無かった。
まとめ
軍人に実施された調査でしたが、叱咤激励で体型や体重のことをイジられることを気にはしていても、太っている事実と過去のトラウマなどの体験は何も関係がないとのことでした。
研究からは軍人特有の叱咤は、メンタルの悪化する可能性を示唆しているため、望ましいことではないことが言われてはいます。
中々痩せないのだよ!と悩んでいる一般の人が、偏見を受けていることなどの心理的ケアをすることで体重減少に結び付けられるなら面白い!と考えたのですが、
それは当てはまらない結果でした。
とは言え、体重のことに関してメンタルが悪化するぐらい弄るということは、
コミュニケーションとして狂っているとしか考えられないので、他人の体重のことを弄りまわすのは避けた方が良いという判断で。