今回は心理学的な健康をイメージすることについて
健康的な体をイメージしてみてください。
男性の方は、筋肉隆々で自信に満ち溢れた体型?
女性はの方は、スレンダーでファッションモデルのようなカッコいい体型?
人によって健康的な体と言われるとイメージすることは分かれてくるのかと思います。
これらのイメージは場合によっては、望ましくない健康状態を引き起こすこともあります。
それらに対する心理的な介入を行った実験より学んでいきましょう。
研究内容
16~17歳の男女を対象とし、男性1,044人、女性1,402人を介入群とコントロール群に分けて調査しました。
全員BMIは標準とされています。
介入方法としては、HBIと呼ばれる健康な体のイメージを行うもので、
体質と健康関連の情報をワークショップとして開催し、12ヶ月間授業の一環として介入されました。
結論
男性の場合介入に有益たる効果は確認されていないが、女性の場合は健康尺度に対し有益たる結果が出た。
しかし、介入期間後のフォローアップではその効果は確認されておらず、これらの介入は短期的に効果があるものとして捉えることが出来る。
その中でも効果測定として、睡眠に関する事項の効果がもっとも数値面は出ていたとのこと。
まとめ・解説
冒頭にも話しました健康的なイメージが、実際の健康状態にも影響が出ますか?ということを調査する研究でした。
介入方法は、ワークショップという形で行われ、健康状態やイメージに関するものを適切なものにするためのもの。
具体的には、健康な状態=体を良く動かすことができる健康状態。と捉えてもらうためのもので、美容的な魅力とは別物。
細い、痩せている=健康とは限らないよ。ってところが女性には響いたようで、
男性はそちらよりは、実質的なパフォーマンスの方が向上する方が良いとのこと。
どんな体のイメージを健康と捉えているのか?ということで、左右されやすいのは女性である傾向がわかる研究結果とも言えます。
その健康的なイメージを間違えないようにしてみては?という心理的なモノでした。
ふへーですよ。
まとめとして、偏った美しい、逞しいボディイメージよりももっと良いイメージあるよね?ということで。