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【頭痛】救急に電話をしようか考える「危険サイン」について

Tuesday, January 5, 2021

医療基礎知識

今回は頭痛の危険サインについて

私自身ではあるのですが、ここ数日酷い頭痛に悩まされていましたので、
どういったことに気を付けるべきなのか?何処まで痛みが酷い場合は専門医に相談するべきなのか?をテーマに分け紹介します。

医療提供者がすぐに確認する必要がある頭痛

  • 脳脊髄液の流れの中断から生じる急性水頭症
  • 非常に高い血圧
  • 脳腫瘍
  • 高山病、一酸化炭素中毒、または急性脳損傷による脳の腫れ(脳浮腫)。
  • 腫瘍のように見えるが、腫瘍ではない頭蓋骨内部の圧力の蓄積(偽腫瘍大脳)。  
  • またはを取り巻く組織の感染、ならびに脳膿瘍
  • 頭、こめかみ、頸部の一部に血液を供給する腫れた炎症動脈(側頭動脈炎)。


すぐに電話を掛ける必要がある頭痛のシチュエーション

  • 人生で経験した最初の重度の頭痛で、毎日の活動を妨げている。
  • 重量挙げ、エアロビクス、ジョギング、セックスなどの活動の直後に頭痛が発生。
  • その頭痛は突然起こり、爆発的、あるいは暴力的です。
  • その頭痛は定期的だとしても、今の頭痛は「史上最悪」
  • 会話の不鮮明さ、視力の変化、腕や脚の動きの問題、バランスの喪失、混乱、または頭痛による記憶喪失。
  • 頭痛は24時間内に悪化した。
  • 発熱、首のこわばり、吐き気、頭痛を伴う嘔吐。
  • 頭部外傷で発生した頭痛。
  • 頭痛が酷く、片目の周囲に起き、その目には赤みがある。
  • 特にあなたが50歳以上の場合、頭痛が始まりました。
  • 視力の問題、咀嚼時の痛み、体重減少に伴う頭痛がある。
  • がんの既往歴があり、新しい頭痛が起きた。

頭痛の種類など

・片頭痛
・緊張型頭痛
・群発性頭痛
・血管性頭痛

と呼ばれる頭痛ですが、上記の確認するべき種類以外の兆候が隠れていることがあるようです。

他には、緑内障による、慢性副鼻腔炎によるなど。

一般的なずつの原因としては頸の緊張、風邪によるものなどが挙げられますが、
電話を掛ける、あるいは受診する必要のある項目には色々とマズイものも含まれています。

とはいえ、自身の体調は自分が判っているようで分からないものなので、
かかりつけ医に相談する必要もあるのかもしれません。

まとめ

特に思い当たる原因もなく、頭痛に悩まされる。

そんな時に上記のようなシチュエーションに当てはまる、あるいは当てはまる項目が多いのであれば、何かしらが潜んでいるかも?しれません。

冒頭にも書いた私は
  • 人生で経験した最初の重度の頭痛で、毎日の活動を妨げている。
  • その頭痛は突然起こり、爆発的、あるいは暴力的です。
  • 会話の不鮮明さ、視力の変化、腕や脚の動きの問題、バランスの喪失、混乱、または頭痛による記憶喪失。
が当てはまってしまいましたが、結構まずいのかもしれません。

慢性副鼻腔炎持ちで、ストレスもあるし・・などの思い当たることだらけで後数日様子を見たら係りつけを訪ねようかと考えています。

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