今回は頭痛の自己管理について
頭痛というのは、他人から見ても判りにくいもの。
発熱のように数値化も出来ないし、外傷のように目に見えてわかるわけでもありません。
つまりは、症状の辛さなどを共感してもらうということは、中々に難しいものだと考えられます。
そんな時にやっておくべきことは「頭痛の自己管理」
紹介するのは緊張型頭痛に関する管理法ですが、参考になって頂ける項目はあります。
緊張型頭痛があるとき
・温水あるいは冷水シャワー、入浴は、一部の頭痛を和らげる場合があります。
また、額に涼しい布を当て、横になることで和らぐこともあります。
・頭と首の筋肉を優しくマッサージすると、安心できます。
・頭痛がストレスや不安によるものである場合、多くのリラックスする方法を学ぶ必要があります。
・アスピリン、イブプロフェン、またはアセトアミノフェンなどの市販の鎮痛薬は、痛みを和らげる場合があります。
頭痛を引き起こすことがわかっている事柄の予定がある場合は、事前に鎮痛剤を服用すると効果的です。
・薬の服用方法については、医療提供者の指示に従ってください。
再発し続ける頭痛がありますが、それは鎮痛剤の過剰使用から発生する可能性があります。
痛み止めを週3日以上定期的に服用すると、頭痛が再発する可能性があります。
頭痛の予防
頭痛の引き金を知ることは、頭痛の原因となる状況を回避するのに役立ちます。
そんな時は頭痛の日記が役立ちます。
頭痛がするときは、次のことを書き留めてください。
- 痛みが始まった日と時間
- 過去24時間に食べたものと飲んだもの
- どれくらい寝たか
- していたことと痛みが始まる直前の場所
- 頭痛がどのくらい続いたのか、何が止まったのか
ときに医療提供者は日記を確認して、頭痛の引き金またはパターンを特定します。
これは、治療計画を作成するのに役立つからです。
トリガーを知ることは、トリガーを回避するのに役立ちます。
ライフスタイルの変更には、次のものが含まれます。
- 別の枕を使用するか、睡眠位置を変更します。
- 読書、仕事、または他の活動を行うときは、良い姿勢を練習してください。
- 入力、コンピューターでの作業、またはその他のクローズアップ作業を行うときは、背中、首、肩を頻繁に動かして伸ばします。
- より活発な運動をしてください。有酸素運動が適すると言われています。
- 目の健康状態を確認します。
- ストレス管理を学び、実践します。一部の人々は、リラクゼーション運動や瞑想が役立つと感じています。
頭痛を防ぐため、またはストレスを軽減するために薬を処方している場合は、薬の服用方法を正確に指示に従ってください。
まとめ
以上が自己管理法のヒントです。
幾つかの項目については、要注意なところがあります。
例えばお風呂などですが、血流が促されることが、血管を収縮することで頭痛になる場合も考えられます。
そして、マッサージですがこれも同様です。
頭痛より更なる痛みを加えることもわかりますが、推奨は致しませんのでやさーしくマッサージをしましょう。
などなど。
頭痛が起きるタイミングをメモすることは有効性があったりしますので、
是非やってみましょう。