研究の内容
8〜12歳の年齢の子供たちに、運動検査と識字能力を検査するためのテストを行っていました。
スコアの中央値は21/28点(範囲5〜28)
テスト完了時間の中央値は17秒でした。
この結果は995人に対して実施されたテスト結果です。
そして、スコアは環境の違い、または履物の有無で差がなかった。
結果
これらのテストの評価は、敏捷性と運動スキルは子供の頃の身体的な識字能力の重要な構成要素であるということが示唆されました。
※詳細は省いていますので、詳細を見たい方はお問合せからお願いします。この論文のURLをお伝えします。
パトリシアE. チャールズボワイエメガンロイドマイケルM. ボルゲーゼエミリーナイトトラビスJ. SaundersのエレナBoiarskaia Weimo 朱マークS. トレンブレイ
まとめ
この識字能力とは、文字を読み書きし理解できること、
文字に限らずさまざまな情報の読み書きする能力のことです。
識字能力を言及する際には、日本語ではリテラシーという表現が利用されています。
そう、今の子供達には文字の読み書きから理解する能力が無くなってきた!
ということをワイドショーや報道などで見かけることもあります。
当の本人達からしたら、何のこっちゃ?なように思うことも理解できますが、
その正解を教えることができない私たち大人にも問題があるかもですね?
この研究チームで行われた運動能力とは、子供が公園などで遊ぶ際に行われる動きで良いそうです。
そして単に運動神経が良い。ということでもなく、敏捷性に着目していたようです。
敏捷性とは、動作の素早さに関する能力を言います。
単純な移動速度ではなく、動作方向を正確に変更する速さを指しています。
動作を行うまでの判断時間の短さも敏捷性に含める場合もある。
トレーニングしたら向上する能力ですので、文字を読み取ったりする能力を向上したい!という方は敏捷性を向上させるためのトレーニングをしても良いでしょうね。
私が指導する時は、ラダーなどを使ったトレーニングを行っています。
ご興味ある方は調べてみてください。