KeiS a medical professional

This is a blog about the scientific basis of medicine. A judo therapist reads research papers for study and writes about them.

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心理学からみる目標を決めた方がいいって研究

Tuesday, January 26, 2021

心理学

今回は目標を持つと心理学的にはこういったメリットがある!ということ。

目標を持たなければならない!

目標がないと仕事にならないぞ!

やる気をだせ!

とそんなことを良く言われたりしてきました。


今回の紹介する内容は、目標を押し付けるわけではありません。

目標を定めることにこういったメリットがある。ということをご存知頂いて、
より自分の選択する人生を豊かなものにするための知識の1つです。


どんな研究だったのかと言いますと


ペンシルバニア州立大学の研究者でNur Hani Zainal氏は、次のように述べています。
「忍耐力は、現在の大鬱病性障害、全般性不安障害、パニック障害に対する回復力を生み出す、または低下させることができます。
不幸な出来事の明るい面を見ることは、人生が意味があり、理解でき、そして管理しやすいと人々が感じるので同じ効果をもたらします。」

Zainalと彼女の共著者、Michelle G. Newman、PhD、またペンシルバニア州立大学の博士によると、うつ病、不安とパニック障害は慢性で衰弱させることがあり、人の身体的健康と生計を危険にさらすことができる一般的な精神的健康障害です。 

「多くの場合、これらの障害を持つ人々は、それらを悪化させる可能性がある否定的な思考パターンと行動のサイクルに固執しています」とニューマンは言った。

「私たちは、うつ病、不安、パニック発作の発生率を減らすのに役立つ具体的な対処方法を理解したいと考えていました。」

ZainalとNewmanは、18年間にわたって研究された3,294人の成人からのデータを使用しました。
参加者の平均年齢は45歳で、ほぼ全員が白人で、半数弱は大学教育を受けていました。
1995年から1996年、2004年から2005年、2012年から2013年の3回、データが収集されました。
各間隔で、参加者は目標の持続性を評価するよう求められました。 
「自制心があること(例:「自分が本当に決心したことは何でもできる」)と
積極的な再評価(「最悪の状況でも積極的なことが見つかる」など)。
大鬱病、不安神経症およびパニック障害の診断もまた各間隔で集められた。

1990年代半ばの最初の評価でより多くの目標持続性と楽観主義を示した人々は、18年間で鬱病、不安およびパニック障害の大幅な減少を示した、と著者らは述べている。

そして、これらの年を通して、精神的な問題が少ないことから始めた人々は、人生の目標への忍耐力が増し、不幸な出来事の良い面に焦点を当てることに向いていたとZainalは述べています。

「我々の調査結果は、人々が高レベルの粘り強さ、回復力および楽観性を上げるか、または維持することによって彼らの精神的健康を改善できることを示唆しています」と彼女は言いました。

「個人的な目標とキャリアの目標に向かって熱望することで、人々は自分たちの生活に意味があるように感じさせることができます。
その一方で、それらの目的に向かって努力するのをやめることや冷笑的な態度をとることは、精神的な健康上のコストが高くなる可能性があります。」


そこでどうすれば良いのか?

ざっくりとした目標でもいいので立ててみてください。

そこで私の例を挙げてました。


・人生を通して続けられる仕事をしたい

という目標を立てました。

当時営業職だった私は、それでは無理だなと感じたため以前より興味のあった医療業界に携わろうとして柔道整復師を取得しました。

そして、次に柔道整復師だと様々な要因により、人生を通して続けるためには工夫をしないといけない!と考えこのように情報を発信することを始めました。

これに続く一手も検討しているものを形にする最中になります。


私自身が神経症的傾向があるので、不安を感じやすいということも働き次に、次にと行動することをしていなければ鬱病になるのかと思います。


まとめ


・ふわっとしてても良いのでも目標を立てる

・目標に向けて行動することが自制心と自身の再評価に繋がり、
自己効力感を高め、精神系疾患のリスクが減少する



よくわからない!という方は、できること、やっていることを紙に書きだしてから目標をふわっと立ててみることを始めてみてください。

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