KeiS a medical professional

This is a blog about the scientific basis of medicine. A judo therapist reads research papers for study and writes about them.

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【広告】医療関係で出すならココが良い!って研究

Monday, January 18, 2021

IT

今回は医療関係の広告で最も良いメディアとは?

1つのキャンペーンだけに関してですが、
様々な会社の提供するキャンペーン企画より生々しい結果の出ていた研究を紹介します。


研究の内容は?

胎児アルコールスペクトラム障害という症例について、オンライン教育、介入を行うためのキャンペーン広告を行ったもの。

ポスター、電子メールキャンペーンなどから生じる低い登録率と、
本研究で採用した戦略としてのFBの可能性に関する新たな文献への対応として制定されました。

主な研究プロトコルは、IWK研究倫理委員会およびクイーンズ大学健康科学研究倫理委員会(REB)によって承認されました。

REBには、テキストや画像を含むサンプルFacebook投稿が提供されました。

議定書は、研究への関心を維持し「シェア」を奨励し、募集範囲を拡大するためにソーシャルメディアの投稿が頻繁に変わることをREBに助言しました。

結論は?

2015年3月から2016年5月までの58週間にわたって、
11の広告キャンペーンが合計115日間実行されました。

4つのキャンペーンは、まったく同じ広告(テキストおよび画像)を流し、
残りのキャンペーンはそれぞれ固有の広告に変更しました。

広告の平均掲載期間は10日間。

115日間の広告の掲載中に、62人の親が研究に登録されました

全体として、広告の表示回数は120,429回。
全体のCPMスコアは4.86ドル。

広告が1000回表示されるごとに約1回、広告がクリックされました。(CTR = 1.2)

すべての広告の費用は585.82ドルで、平均CPLは2.29ドル、CPCは19.27ドル。

最初の3つのキャンペーンは、同意した参加者の総数の点で最も費用効果が高く、
最も生産的でした。3回目のキャンペーンの後、CPC比率は2倍または3倍になりました。

わずかに異なる広告フォーマット(上記)を使用した最後の広告キャンペーンでは、FBインプレッションの数が多くなりましたが、同意された参加者は1人しか追加されませんでした。(CPC = $ 99.02)

まとめ

この研究で行われた広告はFacebook広告を使用した例でした。

先にお話しすると、研究とFacebookの癒着はないようですのでご安心を。

論文の結論として、実際のデータは上記の通りですが、研究者たちのコメントとして
「他の媒体で広告するよりも費用対効果の良い集客が行えた。」とのこと。

論文にはCP画像も掲載されていましたが、特段に変わったことはしていないので、
一般的な広告画像なら同じような結果が出るのかもしれません。

医療系で広告が必要とされている病院や会社、団体などがあれば参考になるのではないでしょうか?

しかし、懸念として挙げられることがあります。

それは広告の飽和です。

研究者たちもこのことについて言及していましたし、Facebookの関係者も広告の飽和については認めているようです。

この研究では58週間という長いスパンで掲載されており、
途中から広告の効果は薄れてきていたとしています。

他の媒体と違いオンライン広告は進捗状況が確認できるため、
必要がなくなれば停止しては如何でしょうか?

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