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【補完医療】むちうち症と補完医療のエビデンスについて

Sunday, December 27, 2020

補完医療

今回はむち打ち症に対する保存療法について

交通事故や思わぬ怪我などでなってしまうむち打ち症。

私自身がなった経験がありますが、2か月ぐらいは違和感が残り、眠る時も痛くて寝れないときもありました。

なったきっかけは、学生時代の体育の練習中に起こりました。

むち打ち症すらを詳しく知らない学校教諭たちに軽率に判断され、
動けないのに走らされたのは忘れない思い出に。

研究内容

・9つの新しい研究を含む23の研究(2344人の参加者)が含まれた。
・さまざまな保守的な介入が評価されました。

2つの研究には慢性症状(3か月以上)の患者が含まれ、
2つには亜急性(4から6週間)症状が含まれ、
2つには症状の持続期間が定義されていませんでした。

8つの研究(33.3%)のみが、質の高い基準の1つを満たし、全体として方法論の質が低いことを示しています。

介入は、受動的(休息、固定、超音波など)と能動的介入(運動、通常のアプローチとしての行動など)に分けられ、治療なし、プラセボまたは互いに比較されました。

結論


現在の文献は方法論の質が低く、結果のプーリングを可能にするには均質性が不十分です。したがって、現時点では、むち打ち症の急性、亜急性、または慢性症状の治療に対して、明らかに効果的な治療はサポートされていません。

まとめ 

保存療法とは、手術などを行わず皮膚を切開することのない治療のこと。

それらで電気機器や温熱療法、手技療法や運動療法と種類がありますが、
むちうち症に限ってはそれらの確たる効果の証拠はありません。

これには、注射と比較されていた内容もありましたが、同様のことが言え、
通常であれば効果測定などの検証もしっかりと行われていますが、証拠の質が低いことからこのようなことに。

規模であれば、信頼性が中程度以上の研究だと思いましたので紹介しましたが、
現時点ではむち打ち症の治療経験が豊富なところに頼りたくなる心境に。


もっと良いものがあればすぐ記事にします。


Verhagen AP、Scholten-Peeters GGGM、van Wijngaarden S、de Bie R、Bierma-Zeinstra SMA。むち打ち症のための保守的な治療。系統的レビューのコクランデータベース2007、問題2。アート。番号:CD003338。DOI:10.1002 / 14651858.CD003338.pub3。

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