KeiS a medical professional

This is a blog about the scientific basis of medicine. A judo therapist reads research papers for study and writes about them.

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【難聴】食生活にも原因がって研究

Friday, December 18, 2020

栄養論文

今回紹介するのは、聴力と食事に関係することです。

多くの人は年をとるにつれて聴力が低下してきます。

専門家の見解では、75歳以上の人々のうち約半数が難聴を患っていると述べています。
うまく聞こえなくなってくると、コミュニケーションが難しくなる可能性があります。

それは、恋人、友人、そして仕事関係などの人間関係に影響を及ぼします。

新しい研究によると、健康的な食事のパターンを持っている女性は、
よく食べていない女性よりも難聴のリスクが低いことがわかりました。

健康的な食事のパターンには、野菜、果物、全粒穀物がたくさん含まれています。
そして砂糖、塩および動物性脂肪が制限されています。

研究は1991~2013年の間に行われました。

研究に参加した女性はすべて看護師でした。

アンケートを実施し4年ごとに過去1年間に食べたものを思い出すように求めました。
約71,000人の女性がアンケートに回答しました。
研究チームはまた、聴覚障害の自覚があるのかを女性に尋ねました。

この試験の間、2,000人以上の女性が、中等度またはより悪い難聴を発症したと述べました。

研究チームは食物摂取量のレポートを使って、
女性を食事パターン別にグループ分けしました。

彼らは最も健康的なパターンを持つ女性と、
最も健康的でないパターンを持つ女性を比較しました。

最も健康的な食事パターンを持つ女性は、聴覚障害を持つ可能性が低かった。

「興味深いことに、我々は全体的に健康的な食事療法を受けた人たちが中等度またはより悪い難聴のリスクがより低いことを観察しました」
とブリガムアンドウィメンズホスピタルの研究者Dr. Sharon G. Curhanは言います。

「よく食べることは全体的な健康に貢献します、そしてそれはまた難聴のリスクを減らすのに役立つかもしれません。」

この研究は女性のみを対象としていたため、
結果が男性にも当てはまるかどうかを確認するにはさらに研究が必要です。

Curhan SG、Wang M、Eavey RD、Stampfer MJ、Curhan GC。J Nutr2018 Jun 1; 148(6):944−951。doi:10.1093 / jn / nxy058。PMID:29757402。

食事と聴力に関連した話でしたが、確かにお会いしてきた壮年層の食事をしっかりと管理している方は、難聴である人はいなかったです。

あくまでもサンプル数1の感想ですが。

難聴とは、特定の音を聞く能力を失ったことを意味します。

女性や子供の声のような高い音を聞くことができない場合もあり、
複数人が会話をしている状況では、一人の声を選ぶことができないこともあります。
 そして、大音量のコンサートの後に起こる耳鳴りのように一時的な場合もありますが、
ほとんどの難聴では、聞き取りをするための器官が損傷を受けているため永続的なものとされています。

私自身も音楽に携わっている時は難聴になるまで、耳の機能が悪くなったことがあります。

食生活を気にするようになって4年は経ちましたが、ようやく難聴が収まってきたかな~というぐらい。

後は爆音に晒されることが無くなったということもあります。


どっちが関与してという確定した自覚はありませんが、
紹介した研究があるように、加齢と共に起こる難聴を防ぐなら満足のいく食生活を。

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