KeiS a medical professional

This is a blog about the scientific basis of medicine. A judo therapist reads research papers for study and writes about them.

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【健康】住む場所を変えれば健康になるかもしれません。

Tuesday, December 15, 2020

勉強方法

この情報は2018年11月に米国保健社会福祉省から発表されているニュースの記事を参考にしています。


健康な人生を送るなら、住む場所からセッティングしようね?

という内容なのですが、

至極当然だろう・・・と感じる言葉ですが、
具体的にはどうすれば豊かな場所を探すことができますか?

それは都会?田舎?

1つの正解例になるヒントから



ヒント

・コミュニティガーデンを作る

・農民市場に参加する

・地域計画会議に参加し、公園や遊歩道を作る

・木を植える、あるいは近所の緑を見つける

・友人や家族、近所の人とウォーキング

・犯罪と暴力を減らす活動に参加する


緑地の良さ

緑地は健康に寄与します。
具体的にはハーバードTHチャン公衆衛生大学院で研究された内容ですと、
全国調査を行い緑地に住んでいる人は寿命が8年長いということがわかっています。

この理由ではっきりとしたことはわかってはいないようですが、
大気汚染が減少するから、人々との出会いの質の違いなどが考慮できます。

そして単純に緑地では、そうでいない場所と比較するとストレス軽減が
図れることから、ストレス起因になる疾患の発症率が減少しています。

また、妊娠率にも影響が出ている研究もありました。
体外受精を実施していたグループを検証すると、主要道路から4km以上離れている
場所に住んでいる人はそうでいない人と比較しても
妊娠率に大幅な違いがあったようです。


アクティブになる

緑地に住んでいると運動量が必然的に増え、都市部や近郊に住んでいると
運動量の減少、摂取カロリーが増加しやすい環境があるために
肥満や高血糖、高血圧といった疾病に罹っている比率は高くなります。

この対策には運動を推奨していましたが、
もし治安で不安があるんもであれば、問題を解決しなければなりません。
もしくは、周りの環境に興味を持ち、運動する機会を増やすために
その場所に赴きましょう。


食料格差

緑地に住んでいると食料を購入する場所が少ないため、
貧困層や格差が出来ている地域では腎臓病の疾病率が高くなることが示唆されます。
これには、食料を購入できるお店が多い都市部では栄養補助する食品も
豊富に揃っていることが考えられるためです。


日本向けに書き換えると

日本でも緑地の地域では、都市部との比較で運動する機会は多く見られますが、
それは労働によってのみ。車社会な日本では、田舎の人ほど歩く機会が少ないと
居住している人から聞くぐらいです。

これには、労働するための場所、時間の制約のため。
そして都市部には経済的な理由があるために公共交通機関を使用する割合が多く
なるために、個人差では運動量が逆転してしまうことも。

そして、コミュニケーションに関してはどの地域も、地域活動によって
これらを改善していこうとする傾向はあります。
それらに参加していけば、ご近所関係の構築になるのかもしれませんが、
この排他的な日本社会で実施するには、自分自身の考えを変えないと
難しいと感じます。

食料に関しては一部の話を除き、食料が飽和している社会ですので
極端な栄養格差が起きているのであれば、自己責任と言わざる得ない
状況もあることは確かです。

但し、米国保健社会福祉省から発表されている内容にも
すごく読んでよかったと思う部分もありました。

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