今回は骨盤底筋群のトレーニングについて
男性というよりは、女性向けな内容です。
トレーニーの人やジムに通ってる、ホームジムでトレーニングしている人には朗報?となり得る情報の1つです。
では、論文の結論を紹介します。
研究内容
・失禁などの症状に困る閉経した女性が対象に。
・99人の参加者の内、38人がホルモン療法を受けていた。
・2回/週の12週間介入し、1グループ4人構成の監督付き(理学療法士)によるセッションが行われた。
結論
ホルモン補充療法を行っている女性より、筋トレだけしている女性の方が失禁率は有意に低かった。
どちらのグループでも減ったのですが、ホルモン療法をしている女性よりも有意な結果となったのは、トレーニングのみの女性。
まとめ
結論からはホルモン補充療法よりもトレーニングのみが。
という解釈もできるかもしれませんが、この結果からは骨盤底筋群の筋トレが有用であること。に限ります。
研究者たちは人数など、研究規模からホルモン療法の否定ができるほどの証拠がないということに。
よってより質の高いランダム比較化試験を行い結果次第では、尿失禁に対するトレーニングはホルモン療法よりも優れていると言えるかもしれません。
男性から見れば、骨盤底筋群のトレーニングはイメージしづらいため共感できない人もいるみたいですが、そんなに有効ならこのトレーニング調べてみよう!と感じました。
https://doi.org/10.1016/j.jphys.2018.05.002