今回は医療現場である紹介について
病院から他施設への紹介。
日常的に起こり得るものです。
オーストラリアの開業医を対象にしたもので、
開業医から理学療法士に紹介する上でどのような疾患が適しているのか?
とういうことの指標が示されている研究結果を紹介します。
正直へぇ~ぐらいで。
研究内容
・2010年の4月から2015年の3月までを対象期間とし、
4,874人の開業医から理学療法士への487,400件の紹介記録を参照にしたもの。
結論
紹介されている症状は以下のようなものに。
・背部の不定愁訴
・捻挫、筋緊張
・変形性関節症
・滑液包炎、腱炎
・肩関節障害
他には女性の尿失禁や子宮膣脱も。
一般開業医ではほとんど筋骨格障害を診ない代わりに理学療法士に依頼するようです。
まとめ
国によって異なる結果なので、すべてが参照になるのかはわかりませんが、
オーストラリアでは筋骨格系の症状を理学療法士に任せる傾向にあるようです。
他の国ではカイロプラクターや鍼灸師、按摩マッサージ師、柔道整復師など選択肢が多いため、病院ごとでの対応となり、国として一定の基準があるわけではありません。
へぇ~ぐらいな情報でした。
https://doi.org/10.1016/j.jphys.2018.05.006