KeiS a medical professional

This is a blog about the scientific basis of medicine. A judo therapist reads research papers for study and writes about them.

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【心理学】肥満の原因は食の意識が低い?って研究

Friday, December 18, 2020

ダイエット心理学論文

今回紹介するのは、マインドフルネスとBMIに関すること。

このブログは、医学と健康に関して後悔しないような選択肢をとってもらうために、 科学的根拠の高い論文などを紹介し、それをどう使っていくべきなのか?を私が解説・提案していくブログです。


マインドフルネスというと、昨今流行っている1つのキーワードです。

『今、この瞬間』を大切にする生き方」という意味が持たれていまして、
医療や福祉の現場でもこの言葉は常用となりつつあるものです。

それとBMI(ボディマスインデックス)つまりは肥満度との関連性とはどういうことなのか?と思われるかも知れません。


心理学的に分析された研究がありましたが、それらからBMIが高い人はマインドフルネスでない、つまりは食生活に対する意識が低すぎるということです。

そんなのは当然だよ。

食べ過ぎるから太るのでしょ?

それは至極当然のことです。


では、マインドフルネスでいるとBMIが下がるのかと言うと、平均値あるいは平均より少し下回るというデータもありました。

メキシコ国籍を持つ216名の参加者を対象としている実験がありました。

26.38%の人が週に2回は定期的にランニングをする人
24.53%の人が競技スポーツを行っている人
22.68%の人が週3回以上ヨガを実践している人
26.38%の人は肥満で悩んでいる人

という内訳のなか、4つのグループでマインドフルエイトのレベルを分析し、
BMI、過食、不安などの悪影響を調べ、変数からの予測で過食症になるリスクも計算されていました。

これらの結論からは、BMIが高い人は食事に対する意識が低い数値がわかり、不安などネガティブな影響も出やすいことがわかりました。


まぁそうなるよな。という結果なので、特に変わったことはありませんが、
中々痩せられない、それは自分?パートナー?家族?友人?クライアント?という時も、
この考え方を応用し、効果的に減量などを実施できるのではないかと思います。


現状、様々なエクササイズや飲むだけでダイエットするものなど沢山ありますが、
食生活に対する意識が低ければ、継続することは難しくなり、そもそもの結果も出ないものとなると予想できます。


このマインドフルネスを使う場合は、自分を意識することなのですが、
食べたものに対して意識できるのか?ということ。

よく筋肉隆々な人達が筋トレ後にプロテイン入りのドリンクを飲んで、
「筋肉に沁みる~」ということを言っている人がいましたが、
あの考え方もマインドフルネスの1つです。

食習慣の中で、お菓子を食べすぎてしまう人の場合でしたら、
食べた後に罪悪感を感じることではなく、
「よし!大量のカロリーを摂取したから、たくさん動けるぞ!」
というような形え、考え方の転換をしてみては如何でしょう?


罪悪感ばかり感じると、不安傾向となり結果食に対する+の意識は低くなってしまいます。

そこで、先ほどのように考え方を転換し、そんなに動かなくていいから食べなくていいや・・・となってくることになります。


但しこの考えに至ることができるのは、暫く先のことになるかもしれません。

私が実践している方法としては、体を数分間全力で動かすHIITトレーニングを取り入れています。

高強度な運動を実施すると、不思議と食欲は無くなるものです。

経験がある人もおられると思いますが、中途半端なランニングやウォーキングはかえって食欲が増します。
そして、その時は「運動したから食べても大丈夫」という錯覚も起こすことになります。


まず、体を使い食欲をコントロールできるようになってくると、
食に対して意識が向きやすくなってきます。

HIITトレーニングは誰にでもできるわけではないため、
持病などお持ちの方は専門に相談し実践するべきです。

今回はマインドフルネスが実践できるようになると、食の意識が高くなりBMIもコントロールできるという内容です。

マインドフルネスに関しては、体の意識がしやすくなるというだけで、
不安感を低下させたり心理的にも利点がある方法です。

良いマインドフルネスライフを。

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