今回紹介するのは、慢性疲労症候群と小児期の精神的ストレスの関係性についてです。
このブログは、医学と健康に関して後悔しないような選択肢をとってもらうために、 科学的根拠の高い論文などを紹介し、それをどう使っていくべきなのか?を私が解説・提案していくブログです。
慢性疲労症候群とは、ある日突然原因不明の激しい全身倦怠感となり、
疲労感は続き微熱、頭痛、筋肉痛、脱力感や、
思考力の障害、抑うつ等の精神神経症状などが長期に見られること。
症状にもよりますが、健康的な社会生活を送ることが難しくなる場合もあります。
上記にも記した通り、原因が不明とされているこの症状ですがきっかけが判り辛いと慢性疲労症候群と呼ばれる症状に当てはまっているのかを自覚することも難しいかと思われます。
無自覚でいると、専門への受診も遅れることが考えられ、
はっきりとした理由のない疲労感が続く生活では、自分のことを否定することもあるのかもしれません。
この慢性疲労症候群ですが、原因の1つに幼少期に受けたストレスが原因と検討されている研究がありました。
2017年にベルギーのアントワープ大学病院で治療を受けている155人に対し、アンケートを実施しておりました。
アンケートには以下のようなことを示唆する項目が記されていました。
・感情的な無視
・精神的虐待
・体の脅威
・性的嫌がらせ
・性的虐待
これらを回帰分析し数値化した結果、最も高値となった項目は性的嫌がらせでした。
これらの結論から研究者は、慢性疲労症候群の原因には性的嫌がらせをトラウマとすることが関連されていることを示唆していました。
慢性疲労症候群の意外な原因は、医療チームの考慮するべきこととして認識しなければならないのですが、研究では具体的な対策案などが発言されていません。
ここでは、慢性疲労症候群となり最も困窮している問題点から対策を提案していくことから始めるべきなのか?と読みながら考えました。
恐らくですが、医療チームが一辺倒な治療計画を考案し原因がわからないから・・・と計画の見直しをすることなく進めてしまうと、この症状はどのような転帰を遂げるのかは想像がつきません。
原因として今回考慮されていたものは、忘れることはできないかと思っています。
個人的にも忘れることがないことはありますが、
それらを引きずるような生活は送ってはいません。
恐らく心理学を学び、自分の現状と改善方法を見つけ少しずつ実践している結果が今であり、私自身も慢性疲労症候群になっていたかもしれません。
ちなみに私の場合は、性的なトラウマではなく精神的なものなのですが。
目の前の事柄に集中するようになってからは、体も動けるようになってきた自覚もありますので、もし、慢性疲労症候群?という方は専門への相談。
そして、既に相談したけど・・・という場合はこういった原因があったということを知るだけでも、対策は出てくるものかと。
この症状に困っている方が何かのヒントとなれば良いですが。
このブログは、医学と健康に関して後悔しないような選択肢をとってもらうために、 科学的根拠の高い論文などを紹介し、それをどう使っていくべきなのか?を私が解説・提案していくブログです。
慢性疲労症候群とは、ある日突然原因不明の激しい全身倦怠感となり、
疲労感は続き微熱、頭痛、筋肉痛、脱力感や、
思考力の障害、抑うつ等の精神神経症状などが長期に見られること。
症状にもよりますが、健康的な社会生活を送ることが難しくなる場合もあります。
上記にも記した通り、原因が不明とされているこの症状ですがきっかけが判り辛いと慢性疲労症候群と呼ばれる症状に当てはまっているのかを自覚することも難しいかと思われます。
無自覚でいると、専門への受診も遅れることが考えられ、
はっきりとした理由のない疲労感が続く生活では、自分のことを否定することもあるのかもしれません。
この慢性疲労症候群ですが、原因の1つに幼少期に受けたストレスが原因と検討されている研究がありました。
2017年にベルギーのアントワープ大学病院で治療を受けている155人に対し、アンケートを実施しておりました。
アンケートには以下のようなことを示唆する項目が記されていました。
・感情的な無視
・精神的虐待
・体の脅威
・性的嫌がらせ
・性的虐待
これらを回帰分析し数値化した結果、最も高値となった項目は性的嫌がらせでした。
これらの結論から研究者は、慢性疲労症候群の原因には性的嫌がらせをトラウマとすることが関連されていることを示唆していました。
慢性疲労症候群の意外な原因は、医療チームの考慮するべきこととして認識しなければならないのですが、研究では具体的な対策案などが発言されていません。
ここでは、慢性疲労症候群となり最も困窮している問題点から対策を提案していくことから始めるべきなのか?と読みながら考えました。
恐らくですが、医療チームが一辺倒な治療計画を考案し原因がわからないから・・・と計画の見直しをすることなく進めてしまうと、この症状はどのような転帰を遂げるのかは想像がつきません。
原因として今回考慮されていたものは、忘れることはできないかと思っています。
個人的にも忘れることがないことはありますが、
それらを引きずるような生活は送ってはいません。
恐らく心理学を学び、自分の現状と改善方法を見つけ少しずつ実践している結果が今であり、私自身も慢性疲労症候群になっていたかもしれません。
ちなみに私の場合は、性的なトラウマではなく精神的なものなのですが。
目の前の事柄に集中するようになってからは、体も動けるようになってきた自覚もありますので、もし、慢性疲労症候群?という方は専門への相談。
そして、既に相談したけど・・・という場合はこういった原因があったということを知るだけでも、対策は出てくるものかと。
この症状に困っている方が何かのヒントとなれば良いですが。