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This is a blog about the scientific basis of medicine. A judo therapist reads research papers for study and writes about them.

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【健康に】感謝の気持ちを練習してみよう。という研究【医療従事者】

Tuesday, December 15, 2020

論文

今回は感謝と健康について

人は感情的な生き物です。

どんなに思考を固めても、偏らせても感情によって支配されることがあります。

感情的になって良かったこと、良くないことはありましたか?

私自身は感情的になって失敗してしまったことが多々ありますので、
判断によって今後が左右される時は感情的にならないように訓練しました。

では、本題です。

感謝することによって健康に寄与できるよ?という研究がありましたので、内容を紹介します。

研究内容

ノースウェスタン大学の心理学者であるジュディスT.モスコビッツ博士は、次のように述べています。
「朝一番に、または寝る直前に、あなたにとって最適なものを試すことができます。」

モスコビッツは、毎日の感謝の日記をつけることのストレス緩和と健康への影響を研究しています。
このスキルは、一部の人々がポジティブな感情を高めるのに役立つことが示されています。

彼女のチームは、ポジティブな感情を毎日高めることが、人々がストレスに対処し、精神的および肉体的な健康を改善するのにどのように役立つかをよりよく理解しようとしています。

「これらのスキルを実践することで、対処しなければならないものすべてにうまく対処できるようになります」とMoskowitz氏は説明します。
「人生の大きなストレスを経験する必要はありません。また、私たち全員が対処する日々のストレスにも対応しています。最終的に、それはあなたがただ幸せになるだけでなく、より健康になるのにも役立ちます。」

HIVと新たに診断された人々に対するポジティブな影響介入のランダム化比較試験Moskowitz JT、Carrico AW、Duncan LG、Cohn MA、Cheung EO、Batchelder A、Martinez L、Segawa E、Acree M、Folkman S. J Consult Clin Psychol2017年5月; 85(5):409-423。土井:10.1037 / ccp0000188 Epub 2017 3月23日。PMID:28333512。うつ病の症状を軽減するための、自己ペースのWebベースのポジティブな感情スキル介入:MARIGOLDの開発およびパイロットテストのためのプロトコルチャンEO、アディントンEL、バセットSM、シュエットSA、シウEW、コーンMA、レイキンY、サスローLR、モスコビッツJT。JMIR Res Protoc2018年6月5日; 7(6):e10494 土井:10.2196 / 10494 PMID:29871853。ステージB心不全患者の心拍変動と炎症性バイオマーカーに対する感謝ジャーナリング介入のパイロット無作為化研究レッドワインLS、ヘンリーBL、プンMA、ウィルソンK、チンK、ナイトB、ジャインS、ラトレッジT、グリーンバーグB、メイゼルA、ミルズPJ Psychosom Med2016年7月-8月; 78(6):667-76。土井:10.1097 / PSY.0000000000000316 PMID:27187845。


POINT

この研究は「癌や糖尿病、重篤な感染症、鬱病」などの患者を対象に始めたものだそうです。
よってこの試みは人類皆に当てはまるか?は不明なところがありますが、
一部のデータでは可能性があるそうなので、朝起きた時と寝る前に感謝するということが良い結果をもたらすかも?というもの。

まとめ

何かしらの理由でこの方法を実践しないという人もおられるかと思います。

元々ネガティブな私はこれを実践はしていますが、顕著な効果を感じたことはありません。

しかし、行動することに足を止めることなくできるようにはなっていますので、多少は効果があるのかもしれません。

何でもいいと思います。

気になった方はやってみてください。

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