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【交通事故】設置されたカメラで減らせるか?って研究

Monday, December 28, 2020

交通事故

今回は交通事故を減らす目的のカメラ設置について

車の運転はしますか?

ドライバー経験のある人なら、一定の箇所にスピード測定などをするためのカメラが設置されているのは既知なこと。

それ自体に違反を取り締まる目的ということは当然のことですが、
交通事故自体を減らす効果はあるのかと考えてことがあります。

それについて研究している論文の結論を紹介します。

研究内容

無作為化比較試験は特定されませんでしたが、
オーストラリア、シンガポール、および米国からの10件の試験前後試験が選択基準を満たしました。

平均(RTM)および波及効果への回帰を調整した範囲に従って、グループ化しました。

死傷者の全クラッシュ

両方について調整した唯一の研究では、レート比0.71が報告されました。

RTMについて部分的に調整したが、スピルオーバーを考慮しなかった3人の場合、率は0.87でした。

調整を行わなかったもののレート比は0.80でした。

直角死傷者のクラッシュ

RTMに部分的に対処した2つの研究の割合は0.76でした。

総クラッシュ数

RTMとスピルオーバーの両方を対象とした研究では、0.93の比率が報告されました。

RTMに部分的に対処した1つの研究のレート比は0.92でした。

調整なしの5つの研究のプールされたレート比は0.74でした。

赤信号違反

ある研究では、レート比が0.53であることが判明しました。

結論


赤色光カメラは、全死傷者の衝突を減らすのに効果的です。証拠は、総衝突、特定の死傷者衝突タイプ、および違反については決定的ではなく、達成された削減は偶然の遊びによって説明できます。ほとんどの評価では、RTMまたはスピルオーバーを調整しなかったため、精度に影響がありました。より大規模で、より管理された研究が必要です。

まとめ 

死傷者が出る、負傷するなどによる事故を減らすために赤色光のカメラを設置する意味はあったようですが、違反などを取り締まるということでは結論はありません。

子供の時に、大人に、先生に見られていないからやっちまえ。とルール外の行動をする心境のような結果でした。

交通事故を減らす。ということについては矛盾点はありませんが、
交通マナー自体が改善するわけでもありません。

果たして、車1台1台に設置されるカメラではどのような結果になるものなのか気になります。


私なりにですが、「事故を減らすにはどう考えますか?」と聞かれたことがありました。

その時は、「運転しなければいいのですよ」と答えましたが、
交通事故を起こしたくなければ、それも選択肢の1つなのかもしれません。

そこで、早く自動運転システムの普及を願っている個人的な意見でした。


Aeron-Thomas A、Hess S.道路交通事故の防止のための赤灯カメラ。Cochrane Database of Systematic Reviews 2005、Issue2。アート。番号:CD003862。DOI:10.1002 / 14651858.CD003862.pub2。

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