フェイスブックの利用によって、性格特性が決定されることが示されました。
Kaspar, K. & Müller-Jensen, M. Curr Psychol (2019). https://doi.org/10.1007/s12144-019-00316-8
この研究では、心理学の観点からfacebookの利用を分析していました。
Facebookのアカウントを持っている18歳以上のドイツ語話者1,525人を対象とし、情報検索の傾向と性格特性との相関関係をビッグファイブで確認しました。
これらの分析から、ネットで情報を検索する原因となる性格特性は男性は神経質な人が多く、女性は外向的な人が多いということが示されました。
これらの性格特性は、友人の数と相関性があるそうです。また、オンラインで問題を解決することを好む人は、神経症のレベルが高い人が有意に多いことが示されました。
そして、神経症度が高い人はプロフィールに詳細な情報を入力する傾向がありました。