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月経周期と出血量は、日常生活の睡眠時間と質、疲労感と関係しています。

Wednesday, November 10, 2021

婦人科

月経の規則性と出血は、睡眠時間、睡眠の質、および疲労感と関連しています。

Menstrual regularity and bleeding are associated with sleep duration, sleep quality, and fatigue in a community sample

First published: August 17, 2021 https://doi.org/10.1111/jsr.13434

内容

本研究は、地域サンプルにおける両者の関連性を明らかにすることを目的とし、女性における月経と睡眠の関連性を調査していました。

データは、Sleep and Health Activity, Diet, Environment, and Socialization (SHADES)研究に参加した22〜60歳の成人の月経中の女性579名からなるコミュニティベースのサンプルから収集しました。参加者は、「あなたの生理はどのくらい規則的ですか」と尋ねられ、「とても規則的」、「ほぼ規則的」、「かなり規則的」、「不規則」の選択肢が与えられました。また、「生理中の出血量はどのくらいですか」と質問し、「とても多い」、「多い」、「中程度」、「軽い」、「とても軽い」の選択肢が与えられました。

睡眠関連の予測因子としては、睡眠時間(単位:時間、6時間以下[短い]、7~9時間[普通]、9時間以上[長い])、不眠症重症度指数スコア、ピッツバーグ睡眠品質指数スコア、エプワース眠気尺度スコア、疲労重症度尺度が挙げられました。

これらの結果として、周期の不規則性が大きい人は通常の睡眠をとる人と比較して多いことがわかりました。(オッズ比=1.44、p=0.031)

これらのことから、ピッツバーグ睡眠品質指標のスコアが高いほど、周期不順が大きい(オッズ比=1.05、p=0.022)、倦怠感重症度スケールのスコアが高いほど、出血が多い(オッズ比=1.02、p=0.003)、周期不順が大きいということになります。(オッズ比=1.02、p=0.008)

睡眠時間の長さ、不眠症重症度指数、Epworth Sleepiness Scaleは、いずれの結果とも関連していませんでした。

以上から、短い睡眠時間、睡眠の質の低下、疲労、ストレス、抑うつは、大量出血や月経不順と関連していることがわかりました。

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