小児の脊椎感染症の診断と管理。
Diagnosis and management of pediatric spinal infections
Saleh ES, Vasileff CC, Omari AM, et al. (July 30, 2021) Diagnosis and management of pediatric spinal infections. cureus 13(7): e16748. doi: 10.7759 / cureus.16748
内容
小児の脊椎感染症は、過去数年の間に頻度、病原性、軟部組織への浸潤の程度が増加しています。また、結核菌、真菌、ウイルス病原体など、いくつかのタイプの感染症が再燃しているという話もあります。
診断は、詳細な病歴、身体検査、臨床検査、画像検査で行うことができますが、感染症を模した病理検査では、コアオープン生検など、より侵襲的な診断方法が必要となります。
小児の椎間板炎、脊椎粘膜炎、化膿性脊椎炎、脊髄硬膜外膿瘍、髄内膿瘍の治療は複雑で、多くの感染症は抗生物質療法で手術をせずに治療できますが、より広範な感染症の中には外科的管理が必要なものもあります。タイムリーな診断は、適切な抗菌療法の開始を可能にし、その後の外科的介入の複雑さを軽減するために重要です。