今回紹介するのは、HIITトレーニングと遺伝子検査の関連性です。
このブログは、医学と健康に関して後悔しないような選択肢をとってもらうために、 科学的根拠の高い論文などを紹介し、それをどう使っていくべきなのか?を私が解説・提案していくブログです。
始めに言いますと、今回はBBCテレビで放送されていた研究と検証が面白かったので、
特に新しい情報ではないと判断はしています。
この記事はその放送の内容から個人的に気になった点を、参照にして書きます。
まず、痩せるということはどういうことをすれば良いのか?ということからです。
単純に考えますと、食べる、摂取するエネルギーを上回るエネルギーを運動などで消費する。
そうすれば、摂取した量よりも多く消費されるため体に貯蓄されるエネルギーが減っていきます。
科学者たちは朝食などの食品から得られる脂肪分について語っていました。
食事前後の血液サンプルを比較し、何気ない食事で摂取した脂肪分が血中に2倍以上増えている事実から確認していました。
遠心分離器にかけられていたので、分かりやすく確認できたため中々衝撃的でした。
ちなみに、柔道整復師免許の取得のため通っていた学校では、
解剖実習がありました。厳密にはご遺体の標本を触って、見てというもの。
その時も、腸にべったりついた腹垂(脂肪)を見てからは脂っこいものが食べれなくなりましたが。
そして、次はHIITトレーニングについて研究されていました。
始めはただのランニングで消費できるカロリーを計算し、被験者が10分トラックを走って消費できたカロリーは約10㎉ほど。
カフェラテとマフィンを片手に検証結果を聞いていた被験者は、
それを食べた場合、55分追加して走らないといけないことに愕然としていました。
そして、エクササイズには同じ内容を実施しても個人差があるという事実があります。
ここで恐らくですが、皆様は筋肉量や体脂肪、基礎代謝などを考えられたかもしれませんが、原因の1つは遺伝子によるものだそうです。
数種類の遺伝子が関与されていると考えられており、被験者の遺伝子を検査すると
有酸素運動に対して、反応が低いノンレスポンダーということがわかりました。
そして、HIITトレーニングを開始したのですが、この時点で被験者は有酸素運動に対するノンレスポンダーということは知りません。
HIITトレーニングは、10数分の高強度運動で、筋肉中のグリコーゲンを消費し血中から補わせることによって、その人のホメオスタシスを崩す方法です。
ホメオスタシスを崩すことによって、血中の糖の濃度などを低下させる狙いがあり、
被験者のインスリン感受性は正常値に近づいていきました。
そして、HIITトレーニングは1か月以上続けていました。
その間、NEATの研究をしている(非運動性熱産生)科学者と出会い、
被験者のNEATを測定しました。
科学者から座りすぎていることを指摘され、行動を改善し、
HIITトレーニング続けること1週間でNEATの量は2倍近く増加していました。
テンションがあがってきた被験者は、HIITトレーニングで有酸素運動に対する反応性を確かめに研究所に訪れ、結果自分がノンレスポンダーという事実を知りました。
とてもがっかりしていましたが、インスリン感受性に変化が出ていたため前向きにNEATの向上とHIITトレーニングを継続する意志を見せ、椅子は殺し屋と言い残し番組は終了していました。
被験者がやっていたHIITトレーニングは
1分間エアロバイクを全力で漕ぐ、30秒ゆるく漕ぐを繰り替えすこと12分。
NEATを高めるためにやっていたのは、椅子に座らないようにするというだけでした。
トレーニングジムなどでこの2つのことに関しては知る機会が増えてきましたが、
遺伝子によって有酸素の反応性に差があることは驚きです。
つまりは、トレーナーや自分で考えたメニューで思ったダイエット効果が得られない時は遺伝子による影響?という可能性もあるということでした。
2012年に放送されていた内容でしたが、非常に面白かった番組でしたので。
遺伝子検査が安価で行えたら、私もパーソナルトレーニングを提供しているので、組み込んでも面白いな~と思いましたが、現状だと酸素消費量などの計測で行っていくしかなさそです。
このブログは、医学と健康に関して後悔しないような選択肢をとってもらうために、 科学的根拠の高い論文などを紹介し、それをどう使っていくべきなのか?を私が解説・提案していくブログです。
始めに言いますと、今回はBBCテレビで放送されていた研究と検証が面白かったので、
特に新しい情報ではないと判断はしています。
この記事はその放送の内容から個人的に気になった点を、参照にして書きます。
まず、痩せるということはどういうことをすれば良いのか?ということからです。
単純に考えますと、食べる、摂取するエネルギーを上回るエネルギーを運動などで消費する。
そうすれば、摂取した量よりも多く消費されるため体に貯蓄されるエネルギーが減っていきます。
科学者たちは朝食などの食品から得られる脂肪分について語っていました。
食事前後の血液サンプルを比較し、何気ない食事で摂取した脂肪分が血中に2倍以上増えている事実から確認していました。
遠心分離器にかけられていたので、分かりやすく確認できたため中々衝撃的でした。
ちなみに、柔道整復師免許の取得のため通っていた学校では、
解剖実習がありました。厳密にはご遺体の標本を触って、見てというもの。
その時も、腸にべったりついた腹垂(脂肪)を見てからは脂っこいものが食べれなくなりましたが。
そして、次はHIITトレーニングについて研究されていました。
始めはただのランニングで消費できるカロリーを計算し、被験者が10分トラックを走って消費できたカロリーは約10㎉ほど。
カフェラテとマフィンを片手に検証結果を聞いていた被験者は、
それを食べた場合、55分追加して走らないといけないことに愕然としていました。
そして、エクササイズには同じ内容を実施しても個人差があるという事実があります。
ここで恐らくですが、皆様は筋肉量や体脂肪、基礎代謝などを考えられたかもしれませんが、原因の1つは遺伝子によるものだそうです。
数種類の遺伝子が関与されていると考えられており、被験者の遺伝子を検査すると
有酸素運動に対して、反応が低いノンレスポンダーということがわかりました。
そして、HIITトレーニングを開始したのですが、この時点で被験者は有酸素運動に対するノンレスポンダーということは知りません。
HIITトレーニングは、10数分の高強度運動で、筋肉中のグリコーゲンを消費し血中から補わせることによって、その人のホメオスタシスを崩す方法です。
ホメオスタシスを崩すことによって、血中の糖の濃度などを低下させる狙いがあり、
被験者のインスリン感受性は正常値に近づいていきました。
そして、HIITトレーニングは1か月以上続けていました。
その間、NEATの研究をしている(非運動性熱産生)科学者と出会い、
被験者のNEATを測定しました。
科学者から座りすぎていることを指摘され、行動を改善し、
HIITトレーニング続けること1週間でNEATの量は2倍近く増加していました。
テンションがあがってきた被験者は、HIITトレーニングで有酸素運動に対する反応性を確かめに研究所に訪れ、結果自分がノンレスポンダーという事実を知りました。
とてもがっかりしていましたが、インスリン感受性に変化が出ていたため前向きにNEATの向上とHIITトレーニングを継続する意志を見せ、椅子は殺し屋と言い残し番組は終了していました。
被験者がやっていたHIITトレーニングは
1分間エアロバイクを全力で漕ぐ、30秒ゆるく漕ぐを繰り替えすこと12分。
NEATを高めるためにやっていたのは、椅子に座らないようにするというだけでした。
トレーニングジムなどでこの2つのことに関しては知る機会が増えてきましたが、
遺伝子によって有酸素の反応性に差があることは驚きです。
つまりは、トレーナーや自分で考えたメニューで思ったダイエット効果が得られない時は遺伝子による影響?という可能性もあるということでした。
2012年に放送されていた内容でしたが、非常に面白かった番組でしたので。
遺伝子検査が安価で行えたら、私もパーソナルトレーニングを提供しているので、組み込んでも面白いな~と思いましたが、現状だと酸素消費量などの計測で行っていくしかなさそです。