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【手根管症候群】低レベルレーザー治療介入のエビデンスについて

Tuesday, January 12, 2021

整形外科

今回は手根管症候群の低レベルレーザー治療について

手根管症候群を治療するにあたってどんな方法が良いのだろう?

そんなこと思いますよね?

外科的?非外科的?

私の考えとしては、その治療法の転帰(どれぐらい保てるのか?)と副作用と介入期間を独自の天秤にかけるような計算で決めようと考えています。

そんな決め方をしたいので、様々な治療法とその結果を知ることは大事だと考えています。

では紹介します。

研究内容

含める資格がある1153人の参加者を無作為化した22の試験を特定しました。
9件の試験(参加者525人、LLLTに無作為256人)とLLLTをプラセボと比較、
2人(参加者150人、LLLTに無作為75人)とLLLTを超音波と比較、
1件はLLLTとプラセボおよびLLLTと超音波を比較、
2件はLLLTとステロイド注射を比較、

各試験では、LLLTを他の非外科的介入と比較しました。

結論


証拠の質は非常に低く、CTSの治療におけるLLLTの臨床効果を裏付けるデータは見つかりませんでした。VASの痛みと指のピンチの強さのみが以前に公開されたMCIDに適合していましたが、これらは小規模な研究とバイアスの重大なリスクを考慮すると、効果の過大評価になる可能性があります。LLLTがCTSの管理において、痛みと指のピンチ力の短期的、臨床的に有意な改善に基づいて、超音波よりも効果が低いことを示唆する低または非常に低品質の証拠があります。CTSの管理において、LLLTが他の種類の非外科的治療よりも優れているか悪いかを裏付ける証拠は不十分です。LLLTのさらなる研究は、決定的で、盲検化され、高品質でなければなりません。


ランキンIA、サージェントH、レーマンH、グルサミーKS。手根管症候群に対する低レベルレーザー療法。Cochrane Database of Systematic Reviews 2017、Issue8。アート。番号:CD012765。DOI:10.1002 / 14651858.CD012765 

まとめ 

試験結果からは、やってみないとわからない。という域は出ないことに。

他の保存的な治療法と比較しても、有用たるデータが無かったので本当になんとも言えないという結論でした。

すみませんでした。

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