今回紹介するのは、出生順で知的に有位差が出てしまう?という内容です。
このブログは、医学と健康に関して後悔しないような選択肢をとってもらうために、 科学的根拠の高い論文などを紹介し、それをどう使っていくべきなのか?を私が解説・提案していくブログです。
Journal of human resourcesに掲載された研究なのですが、
研究結果から初子、第一子の子が学術的、および知的に成功に収めているという内容でした。
これは早期から知的なテストでも良い点を取る傾向になるようですので、
この利益は早い段階から期待することが出来るようです。
1979年からインタビューで調査されているこの研究は、
14~21歳の数千人の子供たちに青少年全国調査によって聞き取りされていました。
データは雇用や収入、教育などの背景に関する情報を基に、
数名に面接をしそれらを明らかにし結果が明らかとなりました。
どうして、このような傾向になるのか?
知能指数に関しては遺伝によるもので、後天的に上がるものではないという研究もありますが、ここでいう知的な、学術的なという部分は行動によるものが大部分であります。
第一子を持つ両親は、初めての子供に対しては特に、正しいことを教える傾向にあり、
その意識の違いから子供自身も刺激を受け取るようです。
兄弟は均等に愛情を受けますが、この刺激の違いから第一子は知的な面では非常に伸びる傾向にありますが、反面としてクリエイティブな遊びを両親に見せることは少なくなるようです。
この思考スキルは生まれてから14歳までに大きな影響がある可能性があり、
仮にパフォーマンスが低下すると大人になっても同じ状況になることも懸念されています。
ここまでをまとめると、
第一子には倫理的、学術的に力を入れるため、世間でいう良い子になる傾向にあり、
それ以降の子供たちは、創造性に特化していく傾向になるようです。
あれ?健康と関係なくない?と思った方もいるでしょう。
実は健康と関係のある話題と思った点は、第一子にプレッシャーがかかりやすくなる傾向にあるこの研究結果から、良い思い出にならないことがあるのでは?と考えたからです。
別の記事にしたコチラも→ 思い出が将来の健康に関連する
私自身としては、あまりいい思い出が無い反面、教育に関しては力が入っていた記憶もあります。
相反してこんな結果になりましたが。
子供をコントロールし過ぎると
この記事にも書きましたが、自分のコントロール通りな良い子にしすぎると、
創造性というものは、失っていく傾向になります。
どちらを望むのかは自分次第なところですが、
医療業界でも、創造性に富んでいる人は大きな結果を残していることもあります。
例えばですが、カテーテルで有名なヴェルナー・フォルスマンは自分自身の心臓までカテーテルを挿入し、それがきっかけでカテーテルの研究が進んでいます。
※研修医であった彼は解雇されたみたいですが
そのようなきっかけを作る人間になるのか?
作られた仕組みを遂行できる人間になるのか?
人類に貢献できる人間になるのか?
すべてなりたくてなれるものでもないと思っていますが、
きっかけを無くすことは教育次第という面もあります。
この記事で教育がどうとか言いませんが、
独りよがりの考えだと、思ったような結果になりませんよ?ということに。
このブログは、医学と健康に関して後悔しないような選択肢をとってもらうために、 科学的根拠の高い論文などを紹介し、それをどう使っていくべきなのか?を私が解説・提案していくブログです。
Journal of human resourcesに掲載された研究なのですが、
研究結果から初子、第一子の子が学術的、および知的に成功に収めているという内容でした。
これは早期から知的なテストでも良い点を取る傾向になるようですので、
この利益は早い段階から期待することが出来るようです。
1979年からインタビューで調査されているこの研究は、
14~21歳の数千人の子供たちに青少年全国調査によって聞き取りされていました。
データは雇用や収入、教育などの背景に関する情報を基に、
数名に面接をしそれらを明らかにし結果が明らかとなりました。
どうして、このような傾向になるのか?
知能指数に関しては遺伝によるもので、後天的に上がるものではないという研究もありますが、ここでいう知的な、学術的なという部分は行動によるものが大部分であります。
第一子を持つ両親は、初めての子供に対しては特に、正しいことを教える傾向にあり、
その意識の違いから子供自身も刺激を受け取るようです。
兄弟は均等に愛情を受けますが、この刺激の違いから第一子は知的な面では非常に伸びる傾向にありますが、反面としてクリエイティブな遊びを両親に見せることは少なくなるようです。
この思考スキルは生まれてから14歳までに大きな影響がある可能性があり、
仮にパフォーマンスが低下すると大人になっても同じ状況になることも懸念されています。
ここまでをまとめると、
第一子には倫理的、学術的に力を入れるため、世間でいう良い子になる傾向にあり、
それ以降の子供たちは、創造性に特化していく傾向になるようです。
あれ?健康と関係なくない?と思った方もいるでしょう。
実は健康と関係のある話題と思った点は、第一子にプレッシャーがかかりやすくなる傾向にあるこの研究結果から、良い思い出にならないことがあるのでは?と考えたからです。
別の記事にしたコチラも→ 思い出が将来の健康に関連する
私自身としては、あまりいい思い出が無い反面、教育に関しては力が入っていた記憶もあります。
相反してこんな結果になりましたが。
子供をコントロールし過ぎると
この記事にも書きましたが、自分のコントロール通りな良い子にしすぎると、
創造性というものは、失っていく傾向になります。
どちらを望むのかは自分次第なところですが、
医療業界でも、創造性に富んでいる人は大きな結果を残していることもあります。
例えばですが、カテーテルで有名なヴェルナー・フォルスマンは自分自身の心臓までカテーテルを挿入し、それがきっかけでカテーテルの研究が進んでいます。
※研修医であった彼は解雇されたみたいですが
そのようなきっかけを作る人間になるのか?
作られた仕組みを遂行できる人間になるのか?
人類に貢献できる人間になるのか?
すべてなりたくてなれるものでもないと思っていますが、
きっかけを無くすことは教育次第という面もあります。
この記事で教育がどうとか言いませんが、
独りよがりの考えだと、思ったような結果になりませんよ?ということに。