今回は頸の痛みに対する操作について
頸の痛み、肩こり、寝違えなど。
違えど同じ頸の痛みに悩まされることもあります。
程度によりますが日常生活に支障が出ることもあるので、何とか解決したいもの。
そんな解決方法の1つにマッサージ、操作などの手技があります。
それについて研究されていた論文を紹介します。
研究内容
51件の試験から参加者2920人の操作/動員対対照試験を含めた。
頸部操作対非アクティブコントロール
亜急性および慢性の頸部痛の場合、短期のフォローアップで痛みを和らげました。
頸部マニピュレーション対別の積極的治療
急性および慢性の頸部痛に対して、頸部マニピュレーションの複数のセッションは、痛み、機能、生活の質(QoL)、全体的な知覚に同様の変化をもたらしました。
慢性CGHの場合、頸部操作の複数のセッションは、マッサージ短期/中期フォローアップでの痛みと機能の改善が見られました。
短期的フォローアップでの痛みの軽減のために、頸部操作の複数のセッションが経皮的電気神経刺激(TENS)よりも好まれることがあります。
急性頸部痛の場合は、頸部操作の複数セッションは、短期/中期のフォローアップでの痛みと機能の改善において胸部操作よりも効果的とのこと。
胸部操作対非アクティブコントロール
短期のフォローアップで、操作により、急性および亜急性の頸部痛のある参加者の痛みが改善されました。
胸部操作と他の積極的治療
統計分析に十分なデータを提供した研究はありません。
結論
頸部痛、機能およびQoLに対する胸部操作とコントロールの使用に対するサポートが見つかりますが、頸部操作と動員とコントロールの結果はほとんどなく、多様です。出版バイアスを排除することはできません。さまざまなバイアスから保護するために設計された研究が必要です。調査結果は、操作と動員が、即時/短期/中期のフォローアップのすべての結果について同様の結果を示すことを示唆しています。複数の頸部操作セッションは、即時/中期/長期のフォローアップで特定の薬物療法よりも優れた疼痛緩和と機能改善を提供する可能性があります。
まとめ
頚部痛の改善は集中ケアにて何とかなりそうな結論がありました。
胸部の操作との比較もなされていましたが、胸部操作自体も大きな効果はないものの、ある程度の期待はできそうなもの。
やるなら合わせてやってもいいのかもしれません。
結論からでは頚部痛をとるための選択肢の1つ。でしょうか。
グロスA 1、ランジュバンP、バーニーSJ、Bédard-Brochu MS、Empey B、Dugas E、ファーバーDobrescu M、アンドレスC、グラハムN、ゴールドスミスCH、BrønfortG 、Hoving JL、ルブランF。