今回紹介するのは、医療関係者が求人募集に応募する上で、
SNSの取り扱いに気を付けるポイントについて。
参照にした文献には心理学者向けとなってはいますが、
内容を見たかぎりでは、それ以外の仕事に就きたい人でも参考になる内容でしたので紹介します。
2018年にAmanda Macchi氏が著書したAPAで掲載された記事を参照にしています。
研究の内容は?
SNSの使用は、現状において年齢に関係ない使用が見られ問題行動と就職に関する懸念など学生の間で見られたり、企業間同士でもチェックしたりと仕事をする上で関係が深いものになってきました。
CareerBuilder.comによる調べでは、就職活動時に雇用主の70%はSNSを確認することが報告されています。
61%の雇用主は職業の適正について判断するべくSNSを確認し、
そのうち50%はアナタのパーソナルな情報の確認、
31%は他者に対しどのような投稿をしているかを確認しているようです。
オンラインネットワーキングではこれらのことはタブーとされています。
・仕事や同僚に文句を言う
・希望する仕事の勤務時間帯に投稿する
・上司やチームをからかう
・クライアントやドナーをからかう
・仕事や仕事のオファーを楽しむ
・会社のSNS管理者は、自分のページを扱うように使ってはいけない
・政治的な発言などは控えるべき
・SNSに嘘を付かない(特にLinkedln)
・突然にすべてを削除する
これらのことは、裏返すと潜在的な雇用主に対し感情的に働きかけることができるということである。
それでは各媒体ごとについて、アドバイスがなされています。
アドバイスについて
Linkelnについて
キャリア構築のため有効と言われているSNSです。
自分のことをアピールするならばURLをカスタムしましょう。
そして、自分がどんな人物なのかを示す見出しも重要です。
検索し、まず見られるのは見出だから最もこだわるポイントです。
そして、仕事のサンプルを追加する、自分のスキルをリンクさせることは、
専門的なつながりを期待できるこのSNSでは、以上のことを実行することが推奨されています。
フェイスブック
まず、自分のプロフィールは他者から見て、プロフェッショナルということがわかるようにしましょう。
グループや自分の写真投稿が共有されている場所もこだわってください。
必要があればブロックするなど工夫してみることもよいでしょう。
そして、友達も重要となってきます。
自分の情報を共有することに、不快に思ったり快く思ったりと反応を示すことができるフェイスブックでは、自らでコントロールし計画通りに利用しましょう。
最も手軽にコミュニケーションがとることのできるTwitterでは、つぶやく内容や頻度について考える必要があります。多すぎたり、内容の偏りがあると雇用主はアナタをそのような人物だと判断し、時にはマイナスな印象を与えかねません。
トレンド情報などを確認し、自分の専門性とトレンドが一致し、自分の能力を印象付けるにはうってつけなツールと言えるでしょう。
これについては、あまり重要視されていないようです。
もし、見られたくないのであれば、private設定し閲覧できないようにしてください。
また、公開する場合はフォロワーを考える必要はあります。
検索結果自体を操作することは困難ですが、あなた自身の名前を検索すると候補に挙がってくるキーワードを確認しましょう。
また、Googleは通常のブラウザでは検索結果により、その後の検索結果が変化するようなAIが働いているので、他の人が見ているように結果を見たい時は、シークレットモードで確認してみましょう。
まとめ
以上のことから医療関係者が就職したい時に、企業に応募し確認されるかもしれないことについて述べました。
忌々しいことがあるのであれば、気を付けることをおススメします。
何気ない投稿が、仲間内だけで楽しんでいた投稿が拡散され、自分の印象を悪くするきっかけとなり、自分の仕事に差し支えることもあります。
ご使用にはご注意を。