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【脱水症】10代の子供たちの脱水症状を予防する基本テクニックとは?

Wednesday, January 6, 2021

医療基礎知識

今回は子供達の脱水症状について

水を飲まないから脱水が起きるのか?

単に汗をかきすぎて脱水になるのか?

と脱水に関してあやふやな部分を払拭したいので(個人的に)Nemoursからの情報を紹介します。

脱水とは?

摂取する水分よりも消費する水分の方が上回った状態のこと。

喉の渇きを無視していると、脱水はより加速します。


原因

10代の脱水の原因として考えられやすいのは、「胃腸の病気」です。

嘔吐、下痢などはわかりやすい脱水ですが、胃腸の調子が悪いと積極的に飲食を行わなくなるので、脱水状態になりやすくなります。

後はスポーツなどで汗をかく。という想像のしやすい理由にもなりますが、
脱水症状はパフォーマンスの低下も起こるので避けたいところですね。

症状

喉が渇いた。ということが脱水症状のシグナルでないことは、周知されつつあります。

早期の症状には以下のようなことが見られます。

・目眩や立ち眩み
・口の乾燥、べたつき
・尿の色が暗い、少ない

この状態が続くと段々と内臓の機能が低下し始めるため、調子が悪くなっていくということに。

治療法

初期であれば、通常の飲用水で十分です。
涼しい場所で休息をとり、症状が落ち着くまでゆっくりします。

一般的な脱水症状はこれだけで十分と考えられていますが、
嘔吐や下痢などで止まらない脱水状態の場合は、専門医に診せる必要は出てきます。

予防法

兎に角水を飲むことに尽きる様です。

年齢、身体状況、アクティビティなどで飲む量はそれぞれになってきますが、特に変わった方法などはなく、しっかりと飲用水を活用するだけでも良いそうです。

・胃腸感染症の場合

普段通りの飲み方ではなく、少量をこまめに飲むようにしてください。

場合によってはアイスキャンディーなどのお菓子が有用なこともあります。

・カフェイン

カフェインは利尿薬です。

運動や汗をかきやすい、猛暑などの時はカフェインの摂取を控えるべきです。


まとめ

基本的なことですが、カフェインや胃腸感染症などのことは、念頭においていない場合も良くあります。

とはいえ熱中症対策の基本でもありますので、革新的な情報か?と言われるとそうでもないことしか書いていません。

少しでもお役に立っていただけましたら何よりで。

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