今回は喉の痛みと抗生物質について。
このブログは、医学と健康に関して後悔しないような選択肢をとってもらうために、 科学的根拠の高い論文などを紹介し、それをどう使っていくべきなのか?を私が解説・提案していくブログです。
この1年間風邪を引く機会が大幅に減った私としては、お世話になる頻度が減った抗生物質。
その前は1か月に一度は熱が出たり、風邪が重症となることもしばしばでした。
運動療法や食事などこういったブログを書き始め、得られた知識を実行することで大分予防出来てき始めているのかと思っていますが、
そうして油断しているとまたぶり返しそうな風邪。
一般的には風邪に対して投薬、抗生物質で治療する方法を選択することがほとんどですが、この抗生物質に関しては処方の仕方について国によっては議論されていたりします。
そんな抗生物質の利点を調査している論文を紹介します。
抗生物質の使用により、のどの痛みや発熱が約半分になりました。
抗生物質は14日以内に急性中耳炎の発生率を低下させた。
これらの結果から抗生物質がもたらす利点はあります。
但し絶対的か?と言われるとそうでもなくて、例えば風邪の症状でしたら平均して16時間は短縮される結果だったと、この研究からは報告されていました。
喉の痛みから連想できる症例の一部を研究対象にいれていましたが、
それらでもある程度有用な効果は出ていたため、抗生物質を完全に否定する必要はないと思います。
但し、風邪という症状の場合平均して3~4日で治るとされているものが、
16時間ぐらいの短縮になる効果をどう捉えるかは個人の考え方によります。
私自身は完全に自然派でもありませんので、16時間も短縮できるなら飲んだ方がいいじゃん。と言いますが、
人によっては16時間しか変わらないなら、飲んだって一緒じゃないの?というように。
単なる風邪と言っても経過や原因などでは安易に見ることができないことも稀にあるようで、放置することはしないでください。とかかりつけの医師に教わりました。
この論文の結論をどう捉えるかはお任せ致します。
このブログは、医学と健康に関して後悔しないような選択肢をとってもらうために、 科学的根拠の高い論文などを紹介し、それをどう使っていくべきなのか?を私が解説・提案していくブログです。
この1年間風邪を引く機会が大幅に減った私としては、お世話になる頻度が減った抗生物質。
その前は1か月に一度は熱が出たり、風邪が重症となることもしばしばでした。
運動療法や食事などこういったブログを書き始め、得られた知識を実行することで大分予防出来てき始めているのかと思っていますが、
そうして油断しているとまたぶり返しそうな風邪。
一般的には風邪に対して投薬、抗生物質で治療する方法を選択することがほとんどですが、この抗生物質に関しては処方の仕方について国によっては議論されていたりします。
そんな抗生物質の利点を調査している論文を紹介します。
研究では、喉の痛みの12,835例と27の試験を含めたものをレビューしていました。
この2013年のアップデートでは、新しい試験は特定されませんでした。
1.症状の変化。
抗生物質の使用により、のどの痛みや発熱が約半分になりました。
最大の違いは3日目に見られます。
3日目に1つののどの痛みを防ぐために治療を受けるのに必要な数(NNTB)は6未満でした。
非化膿性合併症については?
この傾向は急性糸球体腎炎から保護する抗生物質であったが、
確かなことが少なすぎる例があった。
いくつかの研究では、抗生物質が1か月以内に急性リウマチ熱を3分の2以上減少させることが明らかにされました。(危険率(RR)0.27、95%信頼区間(CI)0.12〜0.60)
化膿性合併症では?
抗生物質は14日以内に急性中耳炎の発生率を低下させた。
(RR 0.30; 95%CI 0.15〜0.58)
14日以内の急性副鼻腔炎(RR 0.48、95%CI 0.08〜2.76)
プラセボを服用している人と比較して、2ヵ月以内に収まることがあった。
(RR 0.15、95%CI 0.05〜0.47)
症状軽減のサブグループ分析
咽頭スワブが連鎖球菌陽性であれば、RR 0.78と比較して
咽頭スワブが連鎖球菌陽性であれば、RR 0.78と比較して
抗生物質は3日目の症状に対してより有効であった。
(RR 0.58、95%CI 0.48〜0.71)
陰性の場合、95%CI 0.63〜0.97
同様に、1週目のRRは、陽性で0.29(95%CI 0.12から0.70)
陰性連鎖球菌綿棒で0.73(95%CI 0.50から1.07)であった
スピンクスA、Glasziou PP、デルマーCB。喉の痛みのための抗生物質。系統的レビューのコクランデータベース2013年第11号。番号:CD000023。DOI:10.1002 / 14651858.CD000023.pub4。
これらの結果から抗生物質がもたらす利点はあります。
但し絶対的か?と言われるとそうでもなくて、例えば風邪の症状でしたら平均して16時間は短縮される結果だったと、この研究からは報告されていました。
喉の痛みから連想できる症例の一部を研究対象にいれていましたが、
それらでもある程度有用な効果は出ていたため、抗生物質を完全に否定する必要はないと思います。
但し、風邪という症状の場合平均して3~4日で治るとされているものが、
16時間ぐらいの短縮になる効果をどう捉えるかは個人の考え方によります。
私自身は完全に自然派でもありませんので、16時間も短縮できるなら飲んだ方がいいじゃん。と言いますが、
人によっては16時間しか変わらないなら、飲んだって一緒じゃないの?というように。
単なる風邪と言っても経過や原因などでは安易に見ることができないことも稀にあるようで、放置することはしないでください。とかかりつけの医師に教わりました。
この論文の結論をどう捉えるかはお任せ致します。