今回は健康志向と口腔内環境について。
健康には気を使われていますか?
少なくとも本ブログをご覧の方は健康志向が高めの方が多いのではないのでしょうか?
今回は健康志向の高さと肝心な部分の環境が衛生的であるのか?が比例していないというサラエボ大学の研究結果を紹介します。
意識高めな人が疎かになりやすい口腔環境
ブラシやフロスを無視したり、タバコやアルコールを飲んだり、不適切な栄養を摂ったりするなどの不健康な行動は、歯の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
歯科訪問の頻度もまた、様々な口腔疾患の早期発見において非常に重要である。
私たちの目的はサラエボ大学の2つの健康と非健康志向の研究の1年目の学生の間で口腔の健康行動と態度を評価することでした。
研究の内容は?
サラエボ大学の健康学部1年生の119人の学生と建築学部1年生の108人の学生を含めた。
人口統計学的データ、口腔衛生習慣に関するデータ、歯の参加パターン、抜歯の数、ならびに外観上の問題、快適さ、および歯の問題による社会生活の問題を含む自己管理型アンケートを使用した。
建築学生の学部は、はるかに頻繁に(彼らの歯科医を訪問χ 2 = 24.174、DF = 5、P = 0.00)。
衛生学の学生の学部は、かなり多くの抜去歯を有する(χ 2= 35.54、DF = 4、P = 0.001)。歯科健康習慣を大幅に建築学部(学生の方が良好であったχ 2 = 16.391、DF = 2、P = 0.001)。
歯と義歯の問題による遭遇の回避についてグループ間の有意差はありません。
口腔衛生に関連した態度は、非健康志向の研究の学生の方が優れているかもしれませんが、これらの結果はより多くの調査とより大きな研究によって確認されなければなりません。Brankovic、S。、Cilovic-Lagarija、S。、Pilav、A、Peštek-Ahmetagić、A。、Selimović-Dragaš、M。、Mahmutović、J。&Pašalić、A。(2018)。健康および非健康志向研究の学生の間の口腔の健康行動と態度 Journal of Health Sciences、8(1)、30-34。https://doi.org/10.17532/jhsci.2017.495
結論は?
この研究では、個人の衛生志向に焦点を合わせたもの。
衛生学部に通っている学生は健康志向高いのじゃね?という考えから、
建築部の学生と比較しているという中々に面白い見方をしているものでした。
結論からは、建築部の学生の方が口腔内環境が綺麗に整っているため、
健康志向と口腔内環境はイコールではなかったという結論に。
口腔内の環境はかなり大事であり、口腔内の環境が悪化することで虫歯や歯肉炎などの症状以外にも思わぬ疾患になってしまうことも。
案外健康オタクな人ほど口の中の環境は気を付けていないこともあるのかも?