今回は健康になる、痩せるときに気を付けるSNSなどの使い方について
Twitter、Facebook、Instagramなどで自分の体を晒すということが簡単に出来ますが、
これと身体に対するイメージや感謝の気持ちなどが心理学的にどう関係しているのか?ということを調査している研究がありました。
自分自身を絶対的な否定からダイエットなどの励みなどに活かす人も一部いますが、
自己肯定感の少ない状態では精神的な健康なども気になるところです。
研究内容
111人を対象にしたもの(全員女性)
8日間の介入期間のうちにBMIや自分の体に対するイメージ、食事の内容などを含めたことを調査しました。
方法としては他人に自分の体に関するイメージを暴露するかどうか?というもの
結論
この調査のうちに健康的で肯定的な反応が確認できたのは、自分の体に関するイメージを他人に暴露しないグループの人達に有意で数値が見られました。
まとめ
健康に気を使う、ダイエットをするなどで、他人に自分の体についてとやかく言われると、食事の内容や心理面などで影響が出るよ?ということが示唆された研究結果でした。
もし、それらに取り組んでいる、取り組もうとしているのであれば、SNSや現実的に他人に自分の体を評価される。ということは良くないことになりそうです。
例えば、ダイエットを指導するトレーナーさんたちには、研究者たちからのコメントとして、体のイメージングにコメントをするのではなく、運動自体に焦点を合わせるなどをすれば、こういった心理的影響は出にくいとのこと。
始めは難しいかもしれませんが、健康面で人のことを評価する時は見た目や食事などよりも動きなど別の視点からコメントする方が良いかもしれません。
https://doi.org/10.1016/j.bodyim.2018.12.003