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COVID-19とインフルエンザのワクチンを同時接種した安全性を確認した研究

Friday, November 26, 2021

COVID-19

COVID-19とインフルエンザワクチンの同時接種の安全性を確認しました。

Simultaneous vaccination against covid and flu is safe, study shows

BMJ 2021 ; 375 doi: https : //doi.org/10.1136/bmj.n2411 (published October 1, 2021)

内容

この研究では、2回目のコビド-19ワクチン接種時にインフルエンザワクチンを同時に接種した場合、免疫反応が維持され、安全性についての懸念があるため調査されていたものです。

しかし、本研究は米国国立衛生研究所からの資金提供によるもので、査読を経ていないプレプリントとして公開されています。

※理解には注意が必要ということです。


イングランドとウェールズの12のNHS施設から合計679名のボランティアが募集され、全員が18歳以上で、ファイザー・バイオニューテック社またはオックスフォード・アストラゼネカ社のワクチンをすでに1回接種し、2回目の接種を待っている状態でした。

2種類のコビドワクチンと3種類のインフルエンザワクチンがテストされ、合計6種類の組み合わせとなりました。

ボランティアは、2回目のコビット-19ワクチンと反対側の腕に、インフルエンザワクチンまたはプラセボ生理食塩水のいずれかを無作為に割り当てられました。

3週間後、プラセボを投与されたグループにインフルエンザワクチンを投与し、その逆も同様に行いました。また、参加者は3回目の診察に参加し、体験した副作用について話し合い、血液サンプルを提出しました。

主要評価項目は、初回の試験ワクチン接種後7日以内に報告された1つ以上の全身性反応で、25%未満の差は許容範囲とされました。

最も多かった副反応は、注射部位周辺の痛みと倦怠感でした。

6つのグループの組み合わせのうち、4つの組み合わせでは有意な差は認められず、2つの組み合わせでは、covid-19とインフルエンザワクチンの両方を併用した場合に、少なくとも1つの副反応の報告数がわずかに増加しましたが、その反応はほとんどが軽度または中等度でした。また、インフルエンザワクチンとcovid-19ワクチンを併用した場合、両者に対する免疫反応は維持されることが分かりました。

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