自然の中で過ごす時間が多い子供は、精神的にも安定します。
Blockade Happiness: Children Who Spent More Time in Nature Fared Best
DOI:10.1002 / pan3.10270
内容
この研究によると、裕福でない環境の子どもたちは、裕福な子どもたちに比べて自然とのつながりが薄かったため、COVID-19の遮断に苦労したのではないかと考えられています。
また、別の研究では、社会経済的な関係にかかわらず、COVID-19遮断の初期段階で自然とのつながりが増えた子どもは、自然とのつながりが同じか減った子どもに比べて、行動や感情の問題が少ない可能性が報告されています。
ケンブリッジ大学とサセックス大学の研究者が行ったこの研究では、裕福な家庭の子どもは、そうでない家庭の子どもに比べて、パンデミックの際に自然とのつながりが強くなる傾向が見られました。これらの親の3分の2は、封鎖期間中に子どもの自然とのつながりに変化があったと報告しており、自然とのつながりが減少した子どもの3分の1は、「行動を起こす」「悲しみや不安が増す」などの幸福感の問題が増加していました。
COVID-19による封鎖は、子どもたちが通常の学校行事や日課、社会的交流ができなくなることを意味しており 自然とのつながりが増えたことは、子どもたちがガーデニングや庭での遊び、屋外での運動に費やす時間が増えたという報告に反映されています。