今回は広場恐怖症について
広場恐怖症とは逃げにくい場所や、助けが得られにくい場所にいることに恐怖を感じる症状のこと。
これについて紹介していきます。
私がそうなのか?と思われるかもしれませんが、
これに限りは全くの逆なんです。
山とか海とか広い所大好きなので。
原因
はっきりとしていることは不明とされています。
過去にパニック障害になった際に関連付けられることもあるようです。
症状
本症は公共の場所で安全を感じられないため、そういった場所や状況を避けます。
場所が混雑していると、恐怖はさらに悪化します。
広場恐怖症の症状
一人で過ごすのが怖い
脱出が難しいかもしれない場所を恐れる
公共の場でコントロールを失うことを恐れる
他人に依存
離れている、または他者から離れている感じ
無力感
体は本物ではないと感じている
環境は現実ではないと感じている
異常な気性や動揺を持つ
家に長期間滞在する
身体症状には次のものがあります。
- 胸の痛みまたは不快感
- 窒息
- めまいまたは失神
- 吐き気または他の胃の苦痛
- レーシングハート
- 息を切らして
- 発汗
- 震え
診断と対処
診断は問診と家族歴などから判断されます。
対処法としての治療の目標は、気分と機能を改善することです。
治療の成功は、通常、広場恐怖症の重症度に一部依存します。
治療はほとんどの場合、会話療法と薬を組み合わせます。
うつ病の治療に通常使用される特定の薬は、この障害に役立つ場合があります。
これらの薬は毎日服用しなければなりませんが症状の緩和に役に立ちます。
服用を中止したり、用量を変更の際は処方した医師との相談が推奨されています。
- 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)が最初に選択されやすいです。
- セロトニン-ノルエピネフリン再取り込み阻害薬(SNRI)という選択肢もあります。
うつ病の治療に使用される他の薬や、発作の治療に使用される薬も試されます。
鎮静剤または催眠薬と呼ばれる薬も処方される場合があります。
- 医師はこれらの薬の限られた量を処方します。種類によっては毎日使用されるべきではありません。
また、認知行動療法(CBT)を併用することが多いです。
メンタルヘルスの専門家による数週間にわたる10〜20回の訪問により症状の緩和、改善が目的とされています。
CBTの狙いとしては
- 歪んだ感情やストレスの多い出来事や状況の見方を理解し管理する
- ストレス管理とリラクゼーションのテクニックを学ぶ
- リラックスして、不安を引き起こすものを想像し、最も恐れのないものから最も恐れのあるものへと働きます(体系的脱感作および曝露療法と呼ばれます)
また、恐怖を克服する助けとなる現実の状況にゆっくりとさらされることもあります。
運動、十分な休息、良好な栄養を含む健康的なライフスタイルも役立ちます。
まとめ
こういった環境が好きと冒頭で話しましたが、恐怖を感じてしまう要因もわからなくはない。というやつです。
人為的に引き起こされたことであったとしても、自分自身の受け取り方次第でそれらは変化してきます。
自分の症状を知ることも大事かと思い、紹介しました。