KeiS a medical professional

This is a blog about the scientific basis of medicine. A judo therapist reads research papers for study and writes about them.

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飲酒時にウコンを飲んでも変わらない??って研究

Tuesday, January 26, 2021

医療基礎知識

今回はウコンについて

2012年に最終更新のされているアメリカ保健社会福祉省で発表されているウコンの効果についてご紹介です。

なぜウコン?

元々は東洋医学、アーユルヴェーダ医学にて肝機能促進、消化促進、関節痛の軽減、月経の調節での目的で使用されており、伝統的な使用方法としては、創傷部、湿疹部に塗布し治療していたようです。

また胸焼け、胃潰瘍、胆石、炎症、癌での使用を民間療法は行っていたようです。


科学的根拠は?

動物実験ではウコン含有のクルクミンに抗炎症作用、抗癌作用が確認をしていますが、ヒトにおいては実験によっての科学的根拠性は皆無で、このレビューが発表されている時点では、研究中とのことです。

副作用

ほとんどは副作用の報告はありません。

長期的な摂取で、下痢、消化不良、嘔気と症状が確認されています。

胆嚢疾患患者にはウコン摂取は推奨されていません。

それは症状の悪化を招くためです。


飲むべきなのか?

飲んでも飲まなくても良いということ。

飲んで気分が良くなるなら止めはしませんが、しっかりと水分を摂って休養した方が良いのかな?と思ってしまいました。

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