今回紹介するのは、医療従事者のコミュニケーションスキルについてです。
このブログは、医学と健康に関して後悔しないような選択肢をとってもらうために、 科学的根拠の高い論文などを紹介し、それをどう使っていくべきなのか?を私が解説・提案していくブログです。
医療現場においてコミュニケーションは常に行われているものです。
医療過誤などのトラブルの1部にコミュニケーション不足から起こるものもあれば、
医療従事者たちの燃え尽き症候群となってしまうきっかけを作ってしまうこともあります。
トラブルの温床にもなれば、上手く使えれば医療現場での仕事を楽しみや喜びという充実した感情にも変換できるコミュニケーション。
コミュニケーションに関して、医療従事者向けに作成されたスケールを作っていた研究があったため、その内容を紹介しします。
今回はスペインのムルシア地方の病院で医療専門家410名を対象として以下のアンケートに記入していました。
結果からは、アンケートのスコアが高ければ質の高い医療を提供できるかもしれない可能性と、医療従事者の心理的なケアが十分にできることも示唆できる結果となっていました。
では早速チェックしてみてください。
※6段階のチェック式となります。
ほとんどないが1点
たまにやるが2点
時々やるのが3点
普通にやるが4点
頻繁にやっているが5点
常日頃に何度もやっていれば6点
点数をつけてスコアリングしてみても面白いかもしれませんね。
・私は、患者本人が自由に表現する権利を尊重します。
・私は、私が担当する患者の感情を読み取ります。
・私は、患者の自治と自由を尊重します。
・患者が話すとき、私はジェスチャーを使って反応します。
・私は、患者が必要とする情報を許される範囲(資格の範囲)で提供します。
・私は、患者の見た目、癖、表現などに偏見を持たずに接します。
・私は、自分の意見や要望を患者に明確に伝えます。
・私が情報を提供する時、患者に同化させるために沈黙を使うことがあります。
・私は、患者に情報を提供する時にわかりやすい言葉を使っています。
・患者が何かをした時に、私は相違している意見や不快感を伝えます。
・私は、私が担当する患者さんの気持ちを理解しようとします。
・患者と対話する時に、私自身の意見をはっきりと伝えます。
・私は、患者が健康情報を受け取る権利があると信じています。
・私は、患者のニーズを尊重します。
・私は、患者の困難な要求に応えるために方法を探します。
・私は、患者に提供した情報が理解されていることを確かめます。
・私は、患者に情報を求めることは難しいと思っています。
私自身でもやってみましたが、93ポイントでした。
皆様は如何だったでしょうか?
因みにこの研究でやった結果は80ポイント前後が平均値ぐらいだったようです。
恐らく整骨院で勤務していた時だったら、70ポイントを下回っていたかもしれません。
その理由としては、患者の困難な要求に応えるといっても組織の中で自由がない状態だった、患者さんに意見を述べたりするということができなかったなどのことが考えられました。
組織内にいるとルールを順守しなければならないことが多々あります。
1人がルールを破るとそのチーム内に混乱を招き、チームの統率が乱れることもあるからです。
ただ、そのままだと肝心なコミュニケーション不足に陥りやすくそれは個人の問題であると同時にチームの問題であると捉えるべきなのかと。
チームでこういった項目を変えていくことは、医療現場において患者と従事者双方の利点となり得るはずです。
これらの項目は、考え方次第では容易に行えることもありました。
紹介した論文を全文読みたい方は→(R)
このブログは、医学と健康に関して後悔しないような選択肢をとってもらうために、 科学的根拠の高い論文などを紹介し、それをどう使っていくべきなのか?を私が解説・提案していくブログです。
医療現場においてコミュニケーションは常に行われているものです。
医療過誤などのトラブルの1部にコミュニケーション不足から起こるものもあれば、
医療従事者たちの燃え尽き症候群となってしまうきっかけを作ってしまうこともあります。
トラブルの温床にもなれば、上手く使えれば医療現場での仕事を楽しみや喜びという充実した感情にも変換できるコミュニケーション。
コミュニケーションに関して、医療従事者向けに作成されたスケールを作っていた研究があったため、その内容を紹介しします。
今回はスペインのムルシア地方の病院で医療専門家410名を対象として以下のアンケートに記入していました。
結果からは、アンケートのスコアが高ければ質の高い医療を提供できるかもしれない可能性と、医療従事者の心理的なケアが十分にできることも示唆できる結果となっていました。
では早速チェックしてみてください。
※6段階のチェック式となります。
ほとんどないが1点
たまにやるが2点
時々やるのが3点
普通にやるが4点
頻繁にやっているが5点
常日頃に何度もやっていれば6点
点数をつけてスコアリングしてみても面白いかもしれませんね。
・私は、患者本人が自由に表現する権利を尊重します。
・私は、私が担当する患者の感情を読み取ります。
・私は、患者の自治と自由を尊重します。
・患者が話すとき、私はジェスチャーを使って反応します。
・私は、患者が必要とする情報を許される範囲(資格の範囲)で提供します。
・私は、患者の見た目、癖、表現などに偏見を持たずに接します。
・私は、自分の意見や要望を患者に明確に伝えます。
・私が情報を提供する時、患者に同化させるために沈黙を使うことがあります。
・私は、患者に情報を提供する時にわかりやすい言葉を使っています。
・患者が何かをした時に、私は相違している意見や不快感を伝えます。
・私は、私が担当する患者さんの気持ちを理解しようとします。
・患者と対話する時に、私自身の意見をはっきりと伝えます。
・私は、患者が健康情報を受け取る権利があると信じています。
・私は、患者のニーズを尊重します。
・私は、患者の困難な要求に応えるために方法を探します。
・私は、患者に提供した情報が理解されていることを確かめます。
・私は、患者に情報を求めることは難しいと思っています。
私自身でもやってみましたが、93ポイントでした。
皆様は如何だったでしょうか?
因みにこの研究でやった結果は80ポイント前後が平均値ぐらいだったようです。
恐らく整骨院で勤務していた時だったら、70ポイントを下回っていたかもしれません。
その理由としては、患者の困難な要求に応えるといっても組織の中で自由がない状態だった、患者さんに意見を述べたりするということができなかったなどのことが考えられました。
組織内にいるとルールを順守しなければならないことが多々あります。
1人がルールを破るとそのチーム内に混乱を招き、チームの統率が乱れることもあるからです。
ただ、そのままだと肝心なコミュニケーション不足に陥りやすくそれは個人の問題であると同時にチームの問題であると捉えるべきなのかと。
チームでこういった項目を変えていくことは、医療現場において患者と従事者双方の利点となり得るはずです。
これらの項目は、考え方次第では容易に行えることもありました。
紹介した論文を全文読みたい方は→(R)