今回は子供の火傷を予防するための介入について
何らかしらの要因により、14歳以下の子供が火傷してしまうことはあります。
火傷も重症度が高くなれば後遺症として残るものも出てくるため、
日頃からの火傷に対する意識の高さは必要となってきます。
紹介する論文はコミュニティに対し介入を行った結果火傷を減らすことができるのか?という研究になりますので、ささっと内容を紹介します。
研究内容
特定された39件の研究のうち、4件が選択基準に適合しました。
含まれた研究のうち2件は、対照群と比較して、介入における小児の火傷と熱傷の有意な減少を報告した。
他の2つの研究が肯定的な結果を示さなかったのは、介入の時間枠が限られていたため、および/またはコミュニティで対策を適切に実施できなかったためかもしれません。
結論
非常に限られた数の調査研究により、子どもの火傷や火傷を防ぐための地域密着型の傷害予防プログラムの有効性について結論を導き出すことができます。子どもの火傷や火傷を減らすための効果的な対策に基づいて、質の高いコミュニティベースの介入プログラムを評価することが急務です。予防の観点から子どもの火傷や火傷の問題を検討するための枠組みを明確にし、世界中のコミュニティでの実施に適したプログラムガイドラインを作成するために、証拠に基づいた一連の介入を組み合わせることが重要です。
Turner C、Spinks A、McClure RJ、Nixon J.子供の火傷や熱傷の予防のための地域密着型の介入。系統的レビューのコクランデータベース2004年、第2号。番号:CD004335。DOI:10.1002 / 14651858.CD004335.pub2。
まとめ
何の意味も感じていませんでした地域の活動もこういった貢献ができるエビデンスがあると、研究好きとしては参加することの意味も見いだせるようになりました。
火傷をする状況などを想定し、それらを予防する行動に移すことは必要かと思われますが、触るな!危険だ!と言うよりも、実際に火傷したこうなります。治療するのにこれだけ苦労します。という流れを伝えたほうが現実味を帯びて予防意識が増しそうなもので。